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2024年6月6日(木)10:00~17:40(予定)

ECzineニュース

ワークスモバイルジャパンとヤマト運輸、「LINE WORKS」で宅急便の発送手続きができる機能を開始

 ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンとヤマト運輸は、「LINE WORKS」上から容易に宅急便の発送手続きができ、配送費用の個人精算も不要となる新機能の提供を開始した。

 新型コロナウイルス感染症拡大を契機としたテレワークの急速な普及を受け、在宅勤務をはじめ、シェアオフィスやサテライト拠点の活用など、多様な場所での働き方が定着しつつある。それにともない、業務上必要な荷物を自宅などオフィス以外の場所から発送する機会が増えている。一方で、オフィス以外の場所から荷物を発送する際は、「手元に送り状がない」「経費の立て替えが必要」などの状況が生じ、業務の効率化や発送時の利便性向上が課題となっている。

 両社はこれらの課題を解決すべく、企業が業務コミュニケーションで利用する「LINE WORKS」上に、宅急便の発送手続きができる新機能の実証実験を、2022年3月から開始。複数の企業に利用してもらい、システムの動作や操作性などの検証の結果、課題解決や満足度向上に寄与することができたため、正式に提供を開始した。

 同機能では、自宅、シェアオフィス、サテライトオフィス、出張先、イベント会場など、あらゆる場所から、スマートフォンを使って容易に発送手続きをはじめることが可能。荷物は、最寄りの発送場所に持ち込むことができ、経費の立て替えは不要となっている。

 宅急便の発送手続きができる機能とメリットについては、次のとおり。

送り状の作成

 「LINE WORKS」上で、チャットBotを通じて配送先などの送り状情報を入力すると、専用QRコードが発行される。専用QRコードを荷物と一緒に近くのヤマト運輸の営業所などに持ち込むだけで、容易に荷物を発送することができるため、手書きで送り状を用意する必要がない。

PUDO(プドー)ステーションやコンビニエンスストアからも発送が可能

 発行されたQRコードを利用することで、PUDOステーションやコンビニエンスストアなど最寄りの場所から自身の都合に合わせて荷物を発送することができる。

発送後の経費精算が不要

 配送費用は、発送手続きの際に自動で計上され、「LINE WORKS」の利用料金と合算して会社に請求されるので、配送費用を個人で立て替えをせずに荷物を発送することができる。

利用開始方法

「LINE WORKS」の管理者がアプリディレクトリ画面からアプリを追加する。

管理者の操作

「LINE WORKS」アプリディレクトリ画面から「宅急便を送る」を追加

左:管理画面のログイン後、アプリディレクトリ画面で「宅急便を送る」を選択 右:「LINE WORKSに追加」をクリックすると、追加完了まで画面が遷移

左:管理画面のログイン後、アプリディレクトリ画面で「宅急便を送る」を選択

右:「LINE WORKSに追加」をクリックすると、追加完了まで画面が遷移

利用者の操作

アプリBOTを利用して、トーク画面から操作

左:管理者がアプリ追加を行うと、利用者に通知が届くため、通知をタップし、「Botを利用」をタップ 中央:「利用開始」をタップし、設定完了 右:トークルームから Botを選択し、OKをタップすると利用開始が可能に

左:管理者がアプリ追加を行うと、利用者に通知が届くため、通知をタップし、「Botを利用」をタップ

中央:「利用開始」をタップし、設定完了

右:トークルームから Botを選択し、OKをタップすると利用開始が可能に

左:トーク(チャット)画面で「宅急便を送る」をタップ 中央:送り状作成に必要な情報を入力。決定をタップすると画面が遷移 右:作成された送り状(QRまたはバーコード)を、発送したい荷物と一緒に取り扱い店舗へ持ち込む

左:トーク(チャット)画面で「宅急便を送る」をタップ

中央:送り状作成に必要な情報を入力。決定をタップすると画面が遷移

右:作成された送り状(QRまたはバーコード)を、発送したい荷物と一緒に取り扱い店舗へ持ち込む

 今後は、トーク機能での集荷依頼機能や配送状況の通知機能、自宅から発送をする際に安心の匿名配送機能などのアップデートを予定しているほか、ヤマト運輸の法人会員向けサービス「ヤマトビジネスメンバーズ」との連携も検討していくとのこと。

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ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

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