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話題が絶えないオイシックス 次々新商品を開発する企画力の秘訣とは

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2000年の創業時から、「ネット」で食材宅配を始めたオイシックス。コラボやニュースを意識した商品開発で話題が絶えないが、その企画・実行力の秘訣とは?

話題が絶えないオイシックス

 当媒体「ECzine」が始まったのは2013年11月。それからとくにEC業界のニュースを注意して見るようになったのだが、そこで驚いたのがオイシックスのプレスリリースの多さである。筆者が気づいただけでも12件。そのうち、新商品に関する話題は5件もある。

配信日時 プレスリリース
11/1 「三越伊勢丹エムアイデリ」にオイシックス商品を提供
11/7 「熊本の味 熊本県コラボKit Oisix」新登場
11/12 「オイシックスフルフィルメントサービス(オイフル)」開始
11/14 フィリピン産バナナなど5%の寄付金をつけて販売開始
11/19 オイシックスのネット“デパ地下”「Oiチカ」参加ブランド数20に
11/21 シェフの味が自宅で再現できる献立キットに脇屋友詞シェフ黒酢レシピ登場
11/22 笠原シェフ鍋セット第二弾「金目鯛」と「しし肉」 3種の鍋登場
11/26 育児雑誌6誌が選ぶ子育てトレンド 「第6回 ペアレンティングアワード」受賞
11/29 Oisixのおせち 好評につき一部商品の追加生産を決定
12/18 「芝えび・バナメイ 食べ比べセット」など販売
1/9 新コンセプトのOisix店舗 “体験型”の食品スーパー オープン
1/16 元ミス・ユニバースナショナルディレクター監修チョコバー新発売

 新商品は有名シェフやキャラクターとのコラボや、食の安全に関する時事ネタに関連したものなど、企画がおもしろいものが多い。

 そんな自社を評して、広報室室長の大熊拓夢さんは「自然食品業界で、いちばんミーハーな存在」と言う。詳しくお話をうかががった。

”話題が絶えない”を支える商品企画力・実行力

――新商品、いつもおもしろいです。話題をつくるのがお上手だなと。

 「Oisixを知っていただくきっかけは、何でもいいと考えています。11月7日に発表した熊本県とのコラボであれば、くまモンファンの方がOisixを知ってくださるかもしれない。

 12月18日に発表した『芝えび・バナメイ 食べ比べセット』に関して言えば、食品偽装が話題になり、芝えび、バナメイの食材自体に問題があるわけではないのに、不安が高まってしまった。当社は『豊かな食生活を、できるだけ多くの人に』の理念のもと、安心・安全な食品をお届けしていますので、食材それぞれの個性があるということをお伝えしたかったという意図があります。

 Oisixが持っている価値をいろいろな切り口で見せ、それを積極的に発信していくのが広報の仕事ですから。話題が尽きないというのは、“旬”のある食材を扱っているということもあると思います」

オイシックス株式会社 広報室 室長 大熊拓夢さん

――新商品の企画力と、それを思いついて実行する力がすごいですね。

 「社内では、”体感”を重要視しています。たとえば全社員が産地体験をしたり、お客様を会社にお招きしてパネルディスカッションをしたり。すると、新商品や機能の追加でも、指示されてやるよりは、『そういえばあの時、お客様が、農家の方がこう言ってたなぁ』となって、腹落ちしやすいと思います。

 商品の企画については、会議は当然ありますが、誰かが思いついていけそうなものであれば、商品開発や販売など、チームの者が集まってどんどん企画を具体化していきます。2000年にベンチャーとして始まりましたから、意思決定自体は早いですね」

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