Instagramは、より気軽に友人とつながることができる複数の新機能を導入した。公開アカウントが投稿したコンテンツを再投稿できる機能や、友人が楽しんでいるリール動画をまとめて表示する「友達」タブの導入のほか、以前から一部の国でテストをおこなっていた「Instagramマップ」を米国や日本で正式にローンチした。
お気に入りのコンテンツを再投稿
公開アカウントがリール動画やフィード投稿を再投稿できる機能を追加。再投稿したコンテンツは友人やフォロワーのフィードにもおすすめとして表示され、クリエイターにとっては新たなリーチ機会となる。再投稿したコンテンツは自分のプロフィール内専用タブからも見返すことができる。

再投稿するには、コンテンツ上のアイコンをタップ。表示される吹き出しに短いテキストや絵文字を入力し、ノートを付けた状態で共有することも可能だ。
位置情報を活用した「Instagramマップ」を正式リリース
Instagramマップは、友人が今どこにいるのか、何をしているのかなどの最新情報をチェックできる機能。マップ上で位置情報のシェアをオンにすると、アプリを開くたびに自分の現在地情報が更新され、任意の友人と現在地や直近でアクティブだった場所を共有できる。
位置情報のシェアは初期設定ではオフになっており、オンにしない限り自分の位置情報は共有されない。また、共有設定後もいつでもオフにすることができる。共有相手の選択や一部アカウントへの非表示設定、特定エリアでの自動オフも可能。
保護者向けには、ペアレンタルコントロールによる管理機能も用意されており、子どもが位置情報をオンにすると通知が届く。共有の可否や閲覧可能なアカウントも確認できる。


InstagramマップはDM受信箱の画面上部からアクセスでき、友人やフォロー中のクリエイターによる位置情報タグ付きの投稿が表示される。
対象となる投稿
- フォローしているアカウントが24時間以内にシェアしたリール動画、フィード投稿、ストーリーズ
- 相互フォローのアカウントが24時間以内にシェアしたノート
友人が楽しんでいるリール動画をチェック
リール動画用のフィードに「友達」タブが新設された。友人がリアクションした投稿や、本人が作成したコンテンツなどを表示する。友人が興味を持っているコンテンツが可視化され、会話のきっかけとしても活用できる。この機能はすでに米国で導入しており、今回新たに日本を含む全世界で利用できるようになった。

友達タブを見るには、リール動画表示画面の上部にある「友達」をタップ。隣にある「リール」を選ぶと通常のフィードに切り替わる。また、設定画面に追加される「友達タブでのアクティビティ」から、リール動画に対する自分のいいね!やコメントの非公開設定や、フォローバックしているフォロワーだけに限定することも可能となっている。