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転換率167%も! ECサイトのレスポンシブ化によるCVR改善、間接的な複合要因とは?

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モバイル化、マルチスクリーン化時代を攻略する「レスポンシブECサイト」とは? 第6回は、レスポンシブECサイトのCVRについてお届けします。

ECサイトのレシポンシブ化で転換率が上がる理由

 前回はECサイトをレスポンシブ化することによる、自然検索数の増加とその要因について説明しました。今回は、実際にレスポンシブ化を行ったことによるCVR(転換率)への影響について検証してみます。

 今回もレディース雑貨通販「リネアストリア」様にご協力をいただきました。

 CVR(転換率)は、多くの人がレスポンシブ化を検討される際に懸念する点です。代表的なものに以下の2点があります。

  • PCと同じソースコードであるため、モバイル回線ではページが重くなり、結果的に売上が落ちるのではないか
  • PC/タブレット/スマホで同じコンテンツを表示するレスポンシブ化は、デバイスごとの訴求力を損なうため、売上に負の影響を及ぼすのではないか

 レスポンシブ化によりECサイト運営はデバイスごとにページを作る必要がなくなります。そのため運用が楽になるのですが、結果的に売れなくなる(顧客にとっては、買いにくくなる、魅力的なサイトに思えなくなる)ようではECサイトとして使い物になりません。

 では実際に上記のサイトでレスポンシブ化した際のCVR(転換率)の変動はどのようになったのでしょうか。下の表をご覧ください。

クリックすると図を拡大します

 レスポンシブ化でCVR(転換率)は平均して167%と大きく改善するという結果になりました。こちらのECサイトの場合、レスポンシブ化実施前後でPC/スマホのコンテンツはほとんど変更していないため、訴求性の変動はなく、レスポンシブ化によるCVRの変動もないと言えます。

 ECサイト「リネアストリア」の担当者は、こうコメントしています。

「レスポンシブ化でかなりECサイト運営が楽になったので、LPや各ページデザインなど、これまでなかなか手がかけられなかったことを実施できているので、その効果だと思います」

 レスポンシブ化によって直接CVRが改善されたわけではなく、間接的な複合要因によって改善されたと考えられます。また、これまで対応できていなかったタブレット端末にも対応できるようになり、その結果CVRの向上したことも原因の1つではないでしょうか。


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