リクルートの人工知能(AI)の研究機関である「Recruit Institute of Technology」は、11月4日にグローバル研究開発拠点を米国シリコンバレーに新設。Google Research出身でデータマネジメントと人工知能研究の世界的権威であるアーロン・ハーベイ氏をトップに起用し、グローバル規模でのAI研究をさらに加速させる。
ハーベイ氏はGoogle Researchで10年間マネジメントをした経験を持ち、人工知能のためのデータマネジメント技術において世界的権威である研究者。現在のh-index(論文数と被引用数に基づいて科学者の研究に対する相対的な貢献度を示す指数)は93。また、自身が起業したスタートアップを過去2回バイアウトした経験もある。コーヒーの研究家でもあり『The Infinite Emotion of Coffee』という世界のコーヒー文化に関する書籍を出版している。
今後は、Recruit Institute of Technologyのトップ、エグゼクティブ・ディレクターとして海外・国内のリクルートのグループ各社と連携し、人材領域・販促領域を中心とした人工知能の研究・事業開発に取り組む。