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レディースインナーウェア市場微減も、通販チャネルは好調[矢野経済所]

 2013年のレディスインナーウェア市場規模は、小売金額ベースで前年比98.8%の6,635億円と、2年連続の市場縮小に。メーカー各社ごとに売れ筋商品はあっても、全体の落ち込みをカバーするほどではなかったとのこと。

 チャネル別に見ると、直営店、通信販売、カジュアル衣料品店といったチャネルが好調。量販店や下着専門店のような従来のインナーウェア売場以外での消費者の購入が増えている。それに伴い、メーカー各社では、直販強化や新規チャネル開拓等の動きがみられる。

 メンズインナーウェア市場規模は、小売金額ベースで前年比98.7%の2,700億円に。ここ数年好調であった機能性肌着の需要のピークが過ぎたことが要因と見ている。。チャネル別では、カジュアルウェア専門店が売上を伸ばしたにとどまる。

 レッグウェア市場規模は、小売金額ベースで前年比100.5%の6,220億円。パンティストッキングに加え、靴下でもカバーソックスやショート丈ソックスが動いた。チャネル別では、アパレルショップや雑貨店など、購入は多様化。靴下製造小売業では、メンズやキッズ用なども含めた複合的な商品提案型の売場づくりが進んでいる。

 本調査は、2014年7月~9月、インナーウェア・レッグウェア市場に参入している製造業、卸売業、小売業等を対象に、専門研究員による直接面接、および郵送アンケートならびに文献調査を併用して行った。

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https://eczine.jp/news/detail/1217 2014/10/04 08:00

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