LINEは、リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」により日本全国の18~59歳の男女を対象に「ネットショップ開業サービス」の現状の認知率や利用率、今後の流行予想などについて調査を実施した。
「ネットショップ開業サービス」の現状と認知度
「ネットショップ開業サービス」の認知率は、全体で約5割に。男女別でも大きな差は出なかったが、年代別では、男女ともに10~20代のほうが30~50代よりも高い認知率で、特に10代~20代の女性では6割となった。
「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で6%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は全体で9%に。利用経験率では、10~20代女性で15%となり、他の層と比べてやや高めの傾向が出た。
利用意向がある人の割合は29%
今後の利用の意向を尋ねると、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は全体で29%となった。
男女別ではほとんど差がみられないものの、年代別にみると10~20代女性の利用意向が高めとなっている。一方、利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は、全体で46%だった。
「利用意向あり」の人の意見
- 「自分でショップを出していろいろな形式の中から自分独自のものを出すのは楽しそうだから」(女性/18歳)
- 「お小遣い稼ぎにもなるし、自分を発信することもできるから」(男性/21歳)
- 「アクセサリーを作って売ってみたいから」(女性/39歳)
- 「近い将来、副業としてネットショップ開設を考えているため」(男性/56歳)
「利用意向なし」の人の意見
- 「フリマサイトやオークションサイトで用が足りるだろうから」(男性/19歳)
- 「売るものがないし、副業が禁止されているから」(男性/27歳)
- 「手続きなどが、面倒なイメージがあるため」(男性/48歳)
- 「通常の仕事が忙しいので、ネットショップ開設の余裕がない」(女性/58歳)
調査について
- LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
- 調査対象:日本全国の18~59歳男女
- 実施時期:2021年11月2日~2021年11月4日
- 有効回収数:2108サンプル ※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック