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健康食品の購入場所、若年層は「実店舗」、年配層は「通販」が高い傾向/矢野経済研究所

 矢野経済研究所は、健康食品(サプリメント)、特定保健用食品、機能性表示食品に関する消費者アンケート調査を実施し、20代から70代以上の男女における健康状況や、健康食品の摂取状況(種類、支出金額、購入場所、きっかけ、主成分、目的など)、機能性表示食品への関心などを分析した。

調査結果概要

 本調査の事前調査(20代~70代の男女3,467名)として、健康食品(サプリメント)の摂取状況について尋ねたところ、現在摂取している(28.2%)、ときどき摂取している(7.8%)、必要に応じて(不定期に)摂取している(4.5%)という回答があり、約3割が健康食品を常時、摂取しているという結果となった。

  本調査では、健康食品(サプリメント)の摂取者(20代~70代の男女1,401名)に対して、健康食品の具体的な購入・摂取の状況を調査したところ、現在摂取している健康食品の種類や支出金額(いずれも加重平均)は年代が高いほど多くなる傾向が見られ、特に60代以上は、摂取種類が男性2.49種類、女性2.28種類と男性の方が多い一方で、支出金額は男性3,921円、女性4,133円であり、金額では女性が4,000円を超えている。

 健康食品の購入場所では、男女とも若年層でドラッグストアや薬局・薬店、年配層では通信販売の傾向が高い。また、60代以上では、健康食品を知ったきっかけとしてインターネットの広告やテレビ広告(地上波)の割合が高くなる傾向が見られた。

 摂取している健康食品の成分は、全体的にビタミン・ミネラルの割合が高く、60代以上では男性でDHA/EPAと乳酸菌がいずれも32.2%で3割を超え、女性はビタミンCが27.1%で最も高く、次いで青汁25.0%、コラーゲン22.5%と続き、いわゆる健康食品の人気素材が上位を占める調査結果となった。

 健康食品の摂取目的では、男女別・年代別いずれにおいても健康維持・増進の割合が最も高く、男性では次いで疲労回復・滋養強壮が各世代とも2位を占めている。女性では40~50代において肌や美容・アンチエイジングの割合が高いのが特徴である。

  また、新型コロナウイルス感染拡大の中で関心の高まった、免疫力の維持・向上は、男性の40~50代で第3位(18.4%)、女性の60代以上で第2位(23.3%)に位置している。

注目トピック

 健康食品(サプリメント)の摂取者(20代~70代の男女1,401名)に対して、機能性表示食品として受理されている機能性表示の中で代表的なものを例示し、関心のある機能について質問した。

 調査結果としては、男女ともに50代以下は「おなかの脂肪・体重の減少(腹囲周囲径)」が4割前後でトップ、「おなかの調子、腸内環境の改善、便通改善、整腸」が3割前後で続く結果となった。60代以上では男性が「おなかの調子、腸内環境の改善、便通改善、整腸」、「おなかの脂肪・体重の減少」の順で共に2割超、女性は「おなかの調子、腸内環境の改善、便通改善、整腸」に次いで「骨の健康、丈夫な骨の維持」、「血中コレステロールが高めの方の血中コレステロールを低下させる、悪玉コレステロールを下げる」と2割超で続いた。

 前述したように、健康食品(サプリメント)が「健康の維持・増進」のために摂取する割合が高い一方で、機能性表示食品に関しては自身の健康状況に照らし合わせた選択が可能であり、健康食品の摂取目的では低い傾向が見られた機能についても、関心が高まる傾向が見られる。

調査要綱

  1. 調査期間:2021年8月
  2. 調査対象:健康食品を現在、あるいはときどき、必要に応じて不定期に摂取している20代~70代以上の男女1,401名
  3. 調査方法:インターネット消費者アンケート調査

健康食品(サプリメント)とは

 本調査における健康食品(サプリメント)とは、錠剤、カプセル、粉末・顆粒、ミニドリンク形状の健康・美容を目的とした食品を対象とし、医薬品、医薬部外品は除く。

市場に含まれる商品・サービス

健康食品(サプリメント)、機能性表示食品、特定保健用食品(トクホ)

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