楽天市場で商品を購入する際、配送(受取)方法の項目で、希望する日本郵便のロッカー設置場所を選択すると、そこに配達される。ロッカーに配達が完了したこと、また、ロッカーの解錠のために必要な認証番号等がEC事業者から通知される。ゆうパック(普通扱い)による配送に限る。
この取り組みについて、本日、東京国際フォーラムで開催された「楽天新春カンファレンス 2015」にて、楽天の三木谷浩史氏も言及。
楽天では、楽天市場で購入した商品を駅等に設置されたロッカーで受け取れる「楽天BOX」を、2014年5月から「大阪市営地下鉄なんば駅」と「関西大学」で、8月から「福岡(天神)駅」と「薬院駅」で試験運用している。三木谷氏曰く、「たいへん好評なので、日本全国に増やしていきたい」とのこと。
2014年は、Amazonがヤマト運輸営業所で受け取れるようにしたり、Amazon、日本郵便、ナスタの3社が不在時に荷物が受け取れるポストを開発、エスキュービズム・テクノロジーがスマホを鍵に冷蔵機能がついた『スマート宅配BOX』を発表するなど、ネット通販の物流まわりで新しい取り組みが発表された。2015年も引き続き、「ネット通販の物流革命」への挑戦が続きそうだ。