LINEは、日本マイクロソフトおよび「Microsoft Azure」のパートナー各社と基本合意書を締結し、小売業界のDX支援を目的とした共同プロジェクトを開始。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済・生活、行政、働き方、医療、教育、防災など、多様な分野においてデジタル化が急務となる一方で、オンライン手続きの不具合やシステムの不整合など、日本のデジタル化への課題が浮き彫りに。
オフラインでの顧客コミュニケーションが中心であった小売業界においても、オンラインとオフラインを融合させた顧客コミュニケーションなど、新しい生活様式における小売事業者と消費者の関係性の構築が求められている。
このような背景を受けて、LINEと日本マイクロソフトは、今年5月に発表したMaaSの共同プロジェクトに続き、小売業界のデジタル化をUXとクラウドインフラサービスの両方から支援するために、共同プロジェクトを開始。
LINEのAPIとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を掛け合わせたソリューションの開発によって、小売におけるフリクションレス・プライスレス・ボーダーレスな顧客体験を実現していく考え。
プロジェクトの目的
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小売の顧客体験におけるフリクションレス・プライスレス・ボーダーレスの実現
フリクションレス:サービスの導入・サービスの新規学習のコストや、顧客体験における摩擦の低減
プライスレス: 高付加価値な願客体験によって、顧客がお金を意識せず、体験だけに集中できる世界観の実現
ボーダーレス:小売単体ではなく、他業種との連携による顧客体験の創出(例:リテール×MaaSによる「Beyond MaaS」など) - LINEのAPIとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を掛け合わせた小売業界向けソリューションの開発、及び事業者への導入をワンストップで推進
- 小売業界のDXにおける新たな顧客体験の事例の創出
プロジェクトの具体的な活動内容
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LINEとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を利用した新規ソリューションの企画、開発
本プロジェクトへの参画パートナーを通じた小売向けソリューションの企画及び開発支援を実施する -
パートナープログラムの発足
本プロジェクトへの参画パートナーの募集、参画パートナーのソリューション開発における技術支援、参画パートナー間での共同ソリューションの企画支援を実施する -
クライアント企業への共同提案・企画支援
LINEのAPIとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を活用した小売向けソリューションの提案、クライアントへのハンズオンを実施する -
マーケティング支援
各種イベントへの参加、各社主催のセミナーなど事例発信を通じたプロモーション支援を行う -
データ分析
本プロジェクトの結果から得られた、各プラットフォーマーおよびパートナーによる協働でのデータ分析を行う