Tableauでラベルを付与する
前回(第2回)のコラムでは、PDCAを高速で回すためのダッシュボードの要件、および、ダッシュボードの作成のため、元データに存在する指標から「計算フィールド」を使って新しい指標を作成する方法を解説しました。今回は、続きとして、ダッシュボード作成上のテクニックを紹介します。
前回は、以下のように「週別の訪問数」について折れ線グラフでビジュアライズしたところで終わっていました。
時系列的な遷移は直感的に理解できますが、訪問数実数がわかりません。そこで、「ラベル」に訪問数を追加したのが以下です。ずいぶん分かりやすくなりました。
Tableauでグラフを分割する
次に、サイトへの訪問数の推移の変化がどのデバイスから発生しているのかを確認できるように、訪問数を「デバイス」別に分けてビジュアライズしてみましょう。実際の操作としては、ディメンション項目の「デバイス」を、「マーク」の「色」にドラッグ&ドロップします。以下の動画を参照してください。
さらに、同じ画面に訪問数をビジタータイプ(新規訪問とリピート訪問)軸で分割したグラフを表示してみましょう。ステップは以下の通りですが、動画をご覧いただいたほうが直感的な理解が得やすいかもしれません。
【ビジタータイプ別に分割した訪問数グラフの追加ステップ】
- データフィールドから「訪問数」ピルを行シェルフにドラッグ&ドロップ
- データフィールドから「ビジタータイプ」ピルを、マークの「色」にドラッグ&ドロップ
- 色を編集