メッセージングプラットフォーム「Cuenote」を提供するユミルリンクは、2025年11月12日、「カゴ落ちメール調査レポート」を公開した。本調査は国内EC市場を対象に、カゴ落ちメールの導入状況や配信回数、タイミングなどを調べている。
調査は日本ネット経済新聞「ネット通販売上高ランキング(2025年版)」に掲載された売上トップ50社を対象に、2025年8月6日から9月5日までの31日間実施した。結果によると、カゴ落ちメールを導入している企業数は2019年と比較して3倍以上に増加。EC市場の拡大に伴い、カゴ落ちによる機会損失防止策として導入が加速している。

また、カゴ落ちメールの配信回数に関しては、「1回送信」が6割、「2回以上送信」が4割となった。業界別では、アパレル業界で対象企業の7割がカゴ落ちメールを導入し、その多くが2回以上配信を行っていた。それ以外の業界は1回送信が多数を占めている。

