LINEヤフーは2024年6月、コミュニケーションアプリ「LINE」の「ウォレットタブ」を刷新し、「ミニアプリタブ」として2026年2月頃より順次提供開始することを発表した。これにより、ユーザーはLINE上で展開される各種LINEミニアプリへのアクセスがよりスムーズになる見通しである。

LINEミニアプリは、追加アプリのダウンロード不要で会員証提示、モバイルオーダー、キャンペーン参加など多様なサービスをLINEから直接利用できるアプリプラットフォームである。
企業側は、LINEミニアプリの利用時にスムーズにLINE公式アカウントの友だち追加を促せるほか、LINEミニアプリの利用を通じて取得したユーザーの属性情報や行動データをマーケティングやサービス改善に活用できる(LINEアカウントと紐づいた行動データの取得・活用にはユーザーの許諾が必須)。
新しい「ミニアプリタブ」では、過去の利用履歴や人気ミニアプリが表示されており、カテゴリ別のおすすめ枠やキャンペーン・注目サービスを訴求するバナー枠も搭載予定だ。また、ユーザーはお気に入りのLINEミニアプリを登録できるため、容易にLINEミニアプリを発見・利用できるようになる。
なお、これまでの「ウォレットタブ」で提供されていたサービスも「ミニアプリタブ」から引き続き利用できる。
