マクアケは、自社が運営する応援購入サービス「Makuake」で実施されるプロジェクト支援において、AIを活用した業務効率化を推進している旨を明らかにした。

同社は、社会全体で人手不足が課題となるなか、AIの活用による業務効率化が不可欠と判断。特にプロジェクトキュレーション業務において、4万6,000件以上のプロジェクトサポートから自社で蓄積した知見やノウハウの共有・活用を加速するため、独自のAIプロンプトを開発し、ページ内容やフィードバックの自動化、プロジェクトの独自性やターゲット分析、抜け漏れの指摘などをAIが提案する仕組みを導入した。プロジェクトページ原稿へのフィードバックや見せ方のアドバイス、集客提案といった幅広い業務でAIが活用されているという。
AIプロンプトは「Makuakeの法則」として集約された過去プロジェクトの特徴やルールなどを参照し、ページ構成や抜け漏れ指摘、ターゲット分析などをサポート。実際にAI活用により、提案前のリサーチや情報収集にかかる時間を最大75%削減できたほか、プロジェクトページのフィードバックにかかる期間の平均日数も、従来の3営業日から1営業日へと短縮されたという。
同社は今後も、AIを活用し、事業者の成長支援やプロジェクトの市場展開サポートを強化していく方針とのこと。