ジーニーは、同社のサイト内検索サービス「GENIEE SEARCH」が、エレコムの販売店専用製品発注システム「えれなび」に導入されたことを発表した。

「えれなび」は販売店専用サイトで、2003年から提供を開始。現在は約1万9,840社が登録し、15万点以上の商品を取り扱ってきた。その中で、検索精度の低さや商品データの登録ルール不統一による表記ゆれ、同義語への対応が課題となり、検索のミスマッチによるユーザーの離脱を防ぐため、今回のリニューアルを決断。ecbeingのBtoB-ECプラットフォームを基盤とし、ジーニーの検索ソリューションを導入したことで、次のような機能実装を実現している。
- サジェスト機能:検索キーワードの入力時に候補語を提示
- 表記ゆれ対応:表記ゆれを吸収し適切な検索結果を表示
- 絞り込み機能:多様な条件で商品を絞り込み
なお、今回のリニューアルにより、商品検索の迅速化と精度向上に加え、価格・在庫情報を見やすく表示する仕組みも整備。ユーザーの検索体験改善や離脱率低減、事業者の商品データ管理効率化や運用負荷軽減が期待できるという。今後は、エレコムが保有する問い合わせデータを学習した検索辞書を活用し、継続した機能改良も進めていく予定とのこと。