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特設ストア、動画、AWS……Amazon Launchpadはどのようにスタートアップを支援するのか


 Amazon.co.jp(以下、アマゾン)は2017年1月18日(水)、スタートアップを支援するグローバルプログラム「Amazon Launchpad」を日本でも開始した。それに伴い、同日中に記者発表会を開催。アマゾンジャパン社長のジャスパー・チャン氏らが登壇し、Amazon Launchpadの内容と意図などが語られた。

アマゾンの重要な節目になると期待

 今回発表されたAmazon Launchpadは、特設ストア「Amazon Launchpadストア」でスタートアップによる製品をアマゾンの顧客に紹介するとともに、スタートアップにマーケティングおよびセールスサポート、配送サービスを提供するプログラムだ。2015年に米国で開始し、これまでに英国、ドイツ、フランス、カナダ、メキシコ、インド、中国で展開され、世界の1,200社以上の商品を取り扱ってきたという。アマゾンジャパン社長のジャスパー・チャン氏は、Amazon Launchpadの支援対象であるスタートアップについてこう語る。

アマゾンジャパン 社長 ジャスパー・チャン氏

 「スタートアップの存在は大変重要です。スタートアップは常にイノベーションで社会に変化をもたらし、多くの製品を世に送り出しています。日本のスタートアップも例外ではありません。アマゾンウェブサービス(以下、AWS)の提供などで、日本の皆さまの『革新的な製品を継続して作り、成功したい』という思いを、私たちは理解しています。一方、日本のスタートアップをより発展させるためには、更なるITへの技術的な投資やサポート体制が必要だと思っています。その一環がAmazon Launchpadです」(ジャスパー・チャン氏)

 Amazon Launchpadでは、世界各国で100社以上のベンチャーキャピタル、クラウドファンディング、スタートアップアクセラレーターと協力することでスタートアップを発掘し、プログラムへの参加を募っているという。日本ではプログラム開始当日の時点で、すでに15社以上のスタートアップが参加していた。

Amazon Launchpad ストア TOPページキャプチャ

 「Amazon Launchpadは、日本のスタートアップの皆さまに様々な可能性を提供できると確信しています。また、お客様の利便性向上のためのさらなる投資として、アマゾンの重要な節目になると期待しています。Amazon Launchpadを通じて日本でのイノベーション文化を発展させ、ひとりでも多くの起業家の成功を支えていきたいと思います」(ジャスパー・チャン氏)

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