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月の流通額5億円、370万ダウンロード!「minne」急成長のワケとハンドメイドマーケットの今後

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2015/12/01 08:00

ファッションECコンサルタントの金子さんが、ECとファッションを掛けあわせた記事を書いていきます。今回は、話題のハンドメイドマーケット「minne」について。

月間流通総額5億円突破!ハンドメイドの「minne」が好調

 GMOペパボが運営するハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」が好調です。

 積極的なプロモーション、TVCMなどの成果もあって、2015年10月期は月間流通総額は5億円を突破。スマートフォンアプリのダウンロード数も伸び、10月期で370万ダウンロードを超えています。2015年1月時点では58万ダウンロードだったので、驚異的な伸びですね。

 10月21日に行われた事業戦略発表会でも、ヤマト運輸やパルコほか、神戸市など自治体との連携を発表していました。年内に500万ダウンロード、出品作品を200万点を目標に掲げています。

 ハンドメイドマーケットといえば、グローバルでは「Etsy」が有名で、今年4月にはNASDAQに上場を果たし、注目を集めました。流通額は年間で20億ドル以上、年間に2,000万人が利用する巨大マーケットとなっています。 国内ではminneの他に、「Creema」などが人気を集めています。

人気はアクセサリー 「自分で作る」時代の流れにマッチか

 現在、minneの人気カテゴリーは「アクセサリー」です。平均購入単価は約2,000円。手頃な値段で、ほかにはない商品を探している女性ファンが多いのでしょう。続いて、「ファッション」「バッグ・財布・服飾小物」が人気のカテゴリーとなっています。

 2015年9月に発売されたムック本、この表紙からminneを利用している女性像がわかってしまいそうです。「つくる私。」とキャッチフレーズが書かれていますが、時代の流れとマッチしているかもと感じました。

 最近よく、「DIY」という言葉を耳にします。日曜大工と訳されてしまう場合もありますが、本来は「Do It Yourself」の略語で「自身でやろう」の意味です。専門業者ではない人が、自分で何かを作ったり、修繕したりすることを指しています。この「自分で作る」という体験が、最近求められている「豊かな生活」にマッチしているのではないかと思うのです。

 個人的にも週末よく遊びに行く、二子玉川のライズショッピングセンターにも「DIY FACTORY」というお店があって賑わっています。DIY FACTORYを運営する株式会社大都は「DIY-TOOL.COM」というECサイトを運営、DIYに関する工具などを販売しています。今年7月には大型の資金調達も実施しており、こちらも注目です。

 以前、メルカリに関する記事にも書きましたが、成長するEC市場の中でも、CtoCは伸びている分野です。ヤフオク!やメルカリのように中古品をやりとりするだけでなく、「自分で作る」というハンドメイドマーケットも、今後、さらに発展していくジャンルだと感じています。

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連載:金子洋平のおしゃれEC通信

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