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あらゆるチャネルからアプリへ カゴ落ちプッシュ通知も視野に

定点観測 アプリ
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2017/07/27 07:00

 2017年3月に刊行した『売れるECサイトのすごい仕掛け』で各分野における2016年の動向を総括した専門家には、2017年のスタートはどのように見えたのか。定点観測を行うことで、EC業界の全体像が見えてくる(※本記事は、2017年6月25日刊行の『季刊ECzine 2017年夏号』に掲載したものです)。

バーコードや動画再生も アプリの機能アップデートが続く

 アプリを個別にフルスクラッチで開発するのでなく、プラットフォームとして共通機能を提供する「Yappli」。クライアントのニーズに応え、新機能の開発を進めている。

 2017年4月にリリースされたのは「バーコード機能」だ。アプリをダウンロードしたユーザーが、アプリ内でカメラを起動し、バーコードやQRコードを読み取ることができる。これにより、店舗で商品をチェックし、自宅で購入するといった行動が可能になる(ECサイトの商品をJANコードで管理する必要がある)。

 「この機能は『釣具のキャスティング』様用に、ECサイト構築パッケージのecbeingさんと共同開発しました。実店舗でJANコードを読み込むと、ECのページにダイレクトで飛ぶ仕組みになっています。バーコード読み取りに関しては、ECサイト構築パッケージ側に依存するので、カスタマイズが必要にはなりますが、Amazon、ユニクロなどのアプリを見ていても、ニーズは確実にあると思うので、これからも強化していきます」

 Yappliでも本機能のリリース時に、「オムニチャネル・ショールーミングが加速」と謳っているが、とくに実店舗を持つ企業にとって、アプリを活用したECとの連携は、もはや必須機能といってもよさそうだ。

 もう1つの機能リリースは、エンベッド(埋め込み)動画である。

 「FacebookやInstagramでは、アプリを開くとすぐに動画が流れ始めますよね。あれはエンベッド動画というものです。Yappliもプラットフォームとして、アプリを開くとすぐに動画を流せるよう、埋め込める機能をリリースしました」

 プラットフォームとして、共通で使える機能を安定して提供しながら、最先端のマーケティングにも対応する。限られたリソースですべて網羅するのは難しいが、Yappliが優先して取り組む機能アップデートの方向性とは。

 「Yappliはアプリのプラットフォームですが、お客様と接するチャネルは、実店舗もあれば、ウェブもあれば、ソーシャルメディアもある。それぞれ点だったのが、DMP等でつないで可視化できるようにもなっていますよね。どうつないでいくかを考え、外部の方々と積極的にお取り組みをしていく方向は考えています」

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