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バンダイ、ECサイトのグローバル展開見据えオラクルのデータベース・セキュリティ製品群採用

 プレミアムバンダイは、2009年のサイトオープン以来順調に成長。今後のグローバル展開も見据え、増大するトランザクションを処理できるIT基盤を構築するため、データベース処理の高速化と運用の簡素化を実現できる「Oracle Exadata Database Machine(以下、Oracle Exadata)」と、そのバックアップ基盤として統合ストレージ製品「Oracle ZFS Storage ZS3」を採用した。

 「Oracle Exadata」の導入により、バンダイの調べによれば、従来は約4時間かかっていたバッチ処理が約10分で完了。1分間あたりに処理可能なリクエスト件数も10倍以上に増え、限定商品販売等のアクセス集中時に発生する、レスポンス低下の課題も解消した。

 さらにバンダイは、個人情報漏洩等のデータベースに対するさまざまな脅威からの保護を目的に、データの暗号化を行う「Oracle Advanced Security」や秘匿性の高いデータに対するシステム管理者によるアクセスを厳密にコントロールする「Oracle Database Vault」、監査・監視を行う「Oracle Audit Vault and Database Firewall」、テスト環境を保護する「Oracle Data Masking and Subsetting Pack」などのデータベース・セキュリティ製品群を採用。これにより、個人情報保護法のガイドラインに求められる暗号化やデータベース管理者のアクセス制御、ログの取得・監視が可能となった。

 バンダイのネット戦略室 ゼネラルマネージャー 高原秀介氏は、以下のようにコメントしている

 「Oracle ExadataとOracle Advanced Security や Oracle Database Vaultなどのデータベース・セキュリティ製品群を採用したことで、従来に比べ非常に処理能力の高いECサイトと、高度なセキュリティで守られた会員情報管理基盤を実現しました。アクセス集中にも余裕で対応でき、グローバル展開を推進するための環境が整いました」

 本プロジェクトでは、プレミアムバンダイの立ち上げ初期より構築と運用を担当してきたテニック、伊藤忠テクノソリューションズがシステム構築を担当、オラクルとのパートナーシップのもと、事前検証から基盤構築、運用にいたるプロジェクト全体を支援した。

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https://eczine.jp/news/detail/3363 2016/07/13 14:00

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