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IBM、人型ロボットPepper向けの人工知能「Watson」を開発

 ソフトバンクロボティクスの感情認識パーソナルロボット「Pepper」は2015年6月に一般販売され、初回1000台が1分で完売した。小売業界でも採用が始まっており、渋谷と横浜のロフトで「ビューティアドバイザー・ロボット」として商品を提案。イオンモールでは、Pepperの法人モデル「Pepper for Biz」をコンシェルジュとして5台を試験導入している。

 今回、IBMとソフトバンクロボティクスホールディングスは「Pepper」向けのIBM Watsonを開発し、世界の企業に提供する計画を発表した。IBM Watsonはオープンなコグニティブ・コンピューティング・テクノロジー基盤で、システムの感知、学習、経験を通じて人と同じように 言葉の意味を理解する新しいコンピューティング時代を代表するもの(cognitiveは、認識力のある、知的なといった意味)。

 ソーシャルメディア、ビデオ、画像およびテキストといった従来のコンピューターでは十分に活用ができないデータに隠された意味をIBM Watson搭載のPepperが把握できるようにするため、「モノのインターネット」で得られる幅広いデータや知識を活用する。

イオンモールが導入したPepperでは、
ソフトバンクとよしもとロボット研究所が共同開発した接客アプリケーションを採用
イオンモールが導入したPepperでは、ソフトバンクとよしもとロボット研究所が共同開発した接客アプリケーションを採用

 現在の小売におけるセルフサービス環境はタブレットかキオスク端末によるもので、真にインタラクティブで直感的な顧客体験の範囲は限られているが、ロボットの支援により、来店者は自分の言葉や身振り、表情が理解され自然に会話をすることが可能になる。

 IBMとソフトバンクロボティクスホールディングスは、教室内の教師アシスタントから看護補助まで、IBM Watsonのコグニティブ機能によって補完されたPepper独自の物理的特性を活用して幅広い使用例を研究し、業界の領域全般にわたり新しい方法で人々を支援する。

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