楽天グループが運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」は、コメ兵と提携して提供している鑑定サービス「ラクマ最強鑑定」の最新利用実績を発表した。
月間の鑑定利用件数がサービス開始以降21ヵ月で約26倍に増加
発表によると、同サービスの月間利用件数は、前身のサービス「ラクマ鑑定サービス」を提供していた2023年11月時点と比較して、2025年7月までの21ヵ月間で約26倍に増加。高額なブランド品を取引したいというユーザーニーズの高まりと、同鑑定サービスを利用したフリマ取引に対してユーザーが安心感を得ていることが示された。

「お届け前鑑定」で判定された商品の99%以上が「基準内」
同サービスの主要機能「お届け前鑑定」を利用して判定結果が出た商品のうち、99%以上がコメ兵の基準を満たす「基準内」と判定されている。これは、不正出品検知強化および同サービスがあることによる出品段階での偽造品出品抑止の結果であると考えられる。

「お届け前鑑定」の最多取引ブランドは「HERMES」 平均購入金額は30万円超で提供開始前の1.3倍以上に
ブランド別の取引動向を見ると、「お届け前鑑定」を利用した全取引のうち、「HERMES」が16.8%を占めて最多に。続いて「LOUIS VUITTON」(9.8%)と「CHANEL」(8.4%)の順であった。
特に「HERMES」の平均取引金額は30万8,195円と、同サービス導入前の1.3倍以上に上昇している。これは、高額ブランド品を安心して購入できる環境が整ったことが、購入者の高額取引を後押ししていることを示唆している。

