売れるネット広告社とPayPalは、2017年3月30日より連携を開始し、「売れるネット広告つくーる」のランディングページにおいて、PayPalアカウントを利用するだけで申し込みができるサービスを提供すると発表した。
売れるネット広告つくーるは、ショッピングカート上での離脱(カゴ落ち)を防ぐため、申込フォーム一体型のランディングページ(LP)を実現するサービスを提供している。今回、PayPalと連携することで、PayPalアカウントにログインするだけで、登録している住所・メールアドレス・クレジットカードの情報を利用できる「申込フォーム自動入力」が可能となる。
PayPalユーザーであれば、申込時にフォームに入力する手間を省くことができるため、コンバージョン率の向上が期待できる。また、同サービスは、広告入口の新規顧客獲得から、定期購入まで一貫したフロー提供が可能なため、2回目以降の購入も同じくPayPalに登録された支払い情報で定期決済されるため、継続率の向上も期待できる。
今回の連携に際し、売れるネット広告社代表取締役の加藤公一レオ氏は、「申込フォーム入力の煩わしさは、ECサイトにおける最後の障害と言えます。今回の連携により、ユーザーにとってECへの敷居がより低くなるでしょう」とコメントを発表した。同社は今後、PayPalの決済を活用した海外展開を視野にサービス開発を進めていくという。