米Facebookは、2月10日(現地時間)、同社が提供している広告に関して透明性、選択性、責任に関して新たな施策を行うことを発表した。
Facebookには現在、400万以上の広告主が出稿している。その中で、より詳細で計測可能なキャンペーンデータや選択性の高いキャンペーン施策の提供、そして第3社機関による監査・検証を行うとした。
インプレッションデータの強化
Facebook、Instagramでのインプレッションデータに関して、より詳細なディスプレイ広告のデータを提供する。
1.ミリ秒単位での広告表示時間
2.ミリ秒単位での50%の広告表示時間
3.ミリ秒単位での100%の広告表示時間
監査・検証
メディア・レーティング・カウンシル(MRC)による、提供データの監査のほか、24団体のグローバルな第3者機関による提供データの検査を行う。
動画広告に新たな選択肢
Facebook、Instagram、Audience Networkに、動画広告に関する、3つの新たなオプションを提供する。
1.Completed-view buying:広告主は、10秒単位の任意の単位で、動画がそこまで見られた場合に料金を支払う
2.Two-second buying:MRCは動画広告について、50%以上のピクセルが見える状態で、動画広告が再生されてから2秒間以上の表示を求めている。これに準拠し、ピクセル50%、2秒以上表示での広告プラン
3.Sound-on buying:音声付の動画広告プラン