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将来は「人工知能エリアマネージャー」も?初期費用0円の実店舗分析ツールについてABEJAさんに訊く

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2016/12/28 08:00

 運営堂の森野さんが日々の情報収集で気になったことをインタビューしていきます。今回は、リアル空間のデータを扱うことで注目を集めているスタートアップ企業「ABEJA」の鵜木彩さんが登場。初期費用0円、最短3日で利用開始できる、実店舗分析ツール「ABEJA PLATFORM for Retail」について聞きました。

導入:ABEJAの店舗分析ツールは、最短3日で始められる

 店舗分析について掘り下げる第三弾は、リアル空間のデータを扱うことで注目のスタートアップ企業「ABEJA」さんです。手軽に導入できて拡張性もある同社のツール「ABEJA PLATFORM for Retail」のポイントは、店舗分析に限らず、属性のトレンドを追うことでした。

写真右がABEJAの鵜木彩さん。写真左が筆者森野さん

森野(運営堂) まずは、ツールの概要を教えていただけますか?

鵜木(ABEJA) 実店舗では、これまでは「購入された人数」で評価されることが多く、「売上」がすべてでした。しかし実際には、入店し、お店の中を歩き……と、最終的に購入に至るまでにいくつかのステップがあり、その過程のデータは可視化されていませんでした。そこを可視化することによって、店舗運営を改善していこうというサービスです。

森野(運営堂) 具体的には店舗の前にカメラを置き、まず入店から撮影するのでしょうか。

鵜木(ABEJA) はい、当社では「入店率」と表現していますが、店前の通行人数をカウントし、そのうち何%が入店したかを測っています。

森野(運営堂) 通行量も計測しているのはいいですね。入店率が低ければ、そのお店にまだまだポテンシャルがあるということにもなりますし。カメラの設置は、ABEJAさんが行うのでしょうか。

鵜木(ABEJA) 施工に関しては、基本的に当社で承っています。お申し込みから最短3日で、サービスをお使いいただけます。

森野(運営堂) すでに、万引き防止等の用途でカメラを設置している店舗もあります。その場合は、カメラを入れ替えるのか、追加するのかどちらでしょうか?

鵜木(ABEJA) 基本的には、計測専門のカメラを追加していただくようお願いしています。中期的な視点では、防犯カメラでデータを取得することも技術的には可能です。一方、現在、カメラ画像の利活用についてIoT推進コンソーシアム内で議論が進んでおり、2017年1月にはガイドラインが公表される予定です。防犯とマーケティングの両目的のためカメラをデュアルユースする場合等、ガイドラインに則して、取得したカメラ画像の使用目的など、店舗を訪れる方々に告知し、お客様によりよい購買体験を提供できるよう対応を進めています。

森野(運営堂) お客様の性別、年齢などもわかるのでしょうか。

鵜木(ABEJA) はい、わかります。ただし、属性分析は別のサービスなので別のカメラの設置が必要です。

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