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目的と手段、ひっくり返ってない? はじめてでもわかるレコメンド[1]

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あまりITに強くないショップオーナーさん向けに、レコメンドについてわかりやすく解説します。

レコメンドについてわかりやすく解説していきます

 今回から連載で、ECサイトにおけるレコメンドについて解説をしていきます。よろしくお願いします。

 そもそもゼロスタートでは、2007年初頭にレコメンドエンジン「ZERO-ZONE」(現在はZERO-ZONE Recommend)を開発し、販売を開始しました。

 AmazonがレコメンドをECサイトに導入し、かなり注目をされていた頃でもあります。「◯◯を買った人は××も買っています」というアレです。

 当時は文献も少なかったため、2ヶ月ほど英語の論文を読みまくるなどしました。現在ではレコメンドもより一般的になってきて、提供する企業も増えてきています。

 とはいえ、検索などに比べて「レコメンドってなに?」という人がまだほとんどかと思いますので、「あまりITには強くない」人向けにわかりやすい解説をしていければと思います。

レコメンドとは

 そもそもレコメンドとは、広義な意味で言えば「オススメ」です。

 ITの世界だとレコメンドはもっと狭義で、「相関係数」などの統計的手法を指すことが多いですが、本質はオススメにほかなりません。今何が売れているか、今何がお買い得か、といったような高度な計算を用いないオススメも立派なレコメンドです。

 スーパーに行って「安いよ安いよ、今日はマグロがお買い得」というのも、実際に消費者が喜ぶレコメンドです。実際食品売り場では、「モツを買った人はニラも買っています」というレコメンドより「今日はモツが大特価」というほうが喜ばれるし、実際有用なのではないでしょうか。

 TVのCMも立派なレコメンドです。ゴルフの中継をしていればゴルフの道具のCMを、レースの中継をしていればタイヤのCMを。これらは、「そのTV番組を見ている人はこういった商品に興味を抱くだろう」という、立派なレコメンドなのです。

 「なんだ、そんなのずっと前から、商売の常識じゃないか」と思われた人、正解です。レコメンドという英語(英語だと、そもそもレコメンデーションのほうがふさわしいですが)に惑わされずに、「商品のオススメ」と捉えることがまず大変重要です。

 ではなぜ、2006年あたりになって急に、「レコメンド」という名前で脚光を浴び始めたか。


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連載:はじめてでもわかるレコメンド

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