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ネット通販に注力し外回り営業をやめた「ユニフォームタウン」 次の一手はおしゃれな作業着セレクトショップ

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2015/01/30 08:00

業務用ユニフォームのネット通販で年商10億円を達成しているランドマークが、“かっこいい”をキーワードに作業服のセレクトECをオープンした。その目的について、同社の石井達也さんにお話をうかがった。

地味な分野をおしゃれに、ネットだからこそリアルにないものを

――すでに総合ECサイト「ユニフォームタウン」などがあるのに、今回新たにセレクトショップのECをオープンした背景などを教えていただけますか?

 「2020年に東京でのオリンピック開催が決まったこともあり、建築業界で働く方が増えています。その中には、これまで建築業界に馴染みのなかった方や女性も多く、従来の、デザインというよりは機能性、という感じの作業服ではなく、もっとカジュアルで、格好いいものが着たいというニーズが出てきました。とくに若い方ほど、そういったこだわりが強いように思います。

 ファッションと作業服の垣根がなくなってきているということでしょう。例えば、お医者さんが手術中に着る『スクラブ』は、昔は『グリーン』と決まっていたわけですね。それが医療ドラマを見ていると、グリーンに限らず、カラフルになってきています。

 こうした時代の流れから、業務用ユニフォームというファッションでは地味なジャンルにおいても、デザインも重視したのが、セレクトECサイトの作業服ジョー』です。見た目も、新庄剛志さんのビジュアルなどをふんだんに使って、これまでにないサイトになっています」

ランドマーク・石井達也さん
ランドマーク 経営企画室長 石井達也さん

――おしゃれにすると、多品種少量生産で効率が悪くなったりしませんか。成果はいかがですか?

 「女性向けの作業服として、見た目は男性と同じでも、きれいにシルエットが出るものを作っているのですが、これはとくにご好評いただいています。多品種少量生産は、徐々に時代がそうなってきていると思いますよ。そもそもネットショッピングは、『おしゃれな作業服』のような、実店舗ではなかなか見つからないモノを探して買う人が多いのではないでしょうか。

 実は、5年ほど前に『事務服 ピーチ』という事務服のECサイトを始めたのですが、消耗品である作業服と違って、買い替えのタイミングが2年に一度くらいで、リピートがあまりないんです。だから、『事務服のネット通販なんて、売れないよ』という声もあったんですが、今ではおかげさまで、業界で一番になりました。

 理由は、『かわいい』に特化したデザインの事務服にしたから。それまで、無地のネイビーのものを何百セット作る、というのが業界の標準だったんですが、『それは今風ではない』と考えて、ベージュだったりチェック柄だったり、イベントコンパニオンや受付の方に着ていただけるようなものを作ったんです。モデルには加藤夏希さんを起用したこともあり、お客様から『こういうの着てみたいな』というお声も多くいただいていて、年々ご注文も伸びてきています。

 繰り返しになりますが、ユニフォームとファッションの境目がなくなってきていて、実店舗ではあまり見つからない、格好良い・かわいいユニフォームがネット通販で買われる、ということではないでしょうか」


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