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CtoCの先駆者、女の子のためのフリマアプリ「Fril(フリル)」 ユーザーと向き合い、コミュニティを安心安全に

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2014/04/09 08:00

2012年7月にリリースした、女の子のためのフリマアプリ「Fril(フリル)」。このアプリのヒットが、今のCtoC EC市場を牽引してきたといっても過言ではないだろう。先駆者は今何を考え、取り組んでいるのか。Fablic代表取締役 堀井翔太さんにお話をうかがった。

女の子のためのフリマアプリ「Fril」、毎月成長中

――「Fril(フリル)」の現状はいかがですか?

女の子のためのフリマアプリ
「Fril(フリル)」

 「アプリのダウンロードは100万を超えています。毎月ユーザーや取引の数は右肩上がりなので、サービスとしては成長しているととらえています。ユーザーは10代後半~20代前半の女性がヘビーユーザーですが、30代、40代の方も使ってくださっています。

 従業員は40人くらいで、半分以上がカスタマーサポートです。ほぼ全員、『Fril』のヘビーユーザーを採用しています。1日600~800件程度問い合わせがあるので、それに対応したり、コミュニティ内をパトロールしたり。トラブルを解決して、ユーザー体験をよくする仕事です。コミュニティを安心・安全にするには、実際に人が動かないとうまくいかないですね」

――「Fril」のかわいい世界観の中でもトラブルは起きるんですね。

 「売れるとわかったらどんな手を使っても儲けようとする人っているみたいですね。そういう人たちと、サービス開始からずっと戦ってきました。スパム行為をさせない機能もそうですけど、モラルのある状態を保つのは重要だと思います。そういう人たちは手を変え品を変えやってくるので、対策する機能をつけたらユーザーが増えて、新たなスパム行為が出てきたらまた対策して、またユーザーが増えてという繰り返しですね」

株式会社Fablic 代表取締役 堀井翔太さん
株式会社Fablic 代表取締役 堀井翔太さん

――CtoC ECのサービスが増えてきましたが、どうですか?

 「PCで『ヤフオク!』、ガラケーで『モバオク』、スマートフォンならCtoCのフリマアプリになったので、歴史は繰り返すという感じでしょうか。今はたくさんの企業が参入されたので、ブルーオーシャンじゃないですけど、スマートフォンのアプリ事業で広告と課金以外の分野できちんとマネタイズができる点と、CtoC取引自体はいろいろな形で昔からあったので、そこをスマホで取りに行こうというところが増えたのではないかと思います。

 大手が販売手数料無料で参入されても、『Fril』は伸びているので今のところ影響はないと考えています。ユーザーはCtoCのサービスでは、規模がいちばん大きいところを使いますよね。売り手は買い手がたくさんいるところで売りたいし、買い手は商品がたくさんあるところで買いたい。そういう意味で言うと、僕らは1年半以上やってますから、コミュニティとしてはいちばん大きい。手数料無料でも売れないところには出品しないと思うので、先行者メリットは大きいと思います」

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