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ECホットトピックス

アドワーズ日本初出稿「ハンコヤドットコム」がリスティング広告をインハウス化! 目的と成果、組織の作りかたを聞く


 ハンコヤドットコムさんが、リスティング広告の運用をインハウス化。コスト削減を目的に考え始めたのが、データドリブンなビジネスを行うためという目標に変わったと言います。同社マーケティング事業部 部長の森龍彦さんにお話をうかがいました。

リスティング広告インハウス化、ハンコヤドットコムさんに聞く

ハンコヤドットコム マーケティング事業部 部長 森龍彦さん

集客と接客を連携するために インハウス化経緯と成果

 ハンコヤドットコムが扱う商材「印鑑」は、欲しいから買うというより必要だから買うというもの。そうなると、検索からの流入がメインということになります。

 実は、ハンコヤドットコムは日本でのGoogleアドワーズ初出稿広告主でして、日本のリスティング広告の歴史とともにずっとやってきています。代理店さんに運用していただいていたのですが、もう十分に最適化されているかなと。

 会社は、常に事業の成長を目指します。しかし、メインの流入である検索で重要なリスティング広告が、このままでは成長する可能性が薄いという課題がありました。

 そこで、当初はコスト削減のためのリスティング広告のインハウス化という目的で私が雇われたのですが、広告運用だけではなくて、どこから来た人が、サイト内でどう行動して、何をいくつ買ったのかを見る、つまり集客と接客の連携を強化していかないと売上が上がっていかないという考えに変わりました。

 これをやるには、広告のデータとアクセス解析データと、顧客データベースとつなげていかないといけない。どのキーワードからどういう売上につながっているかを見る。そのために、リスティング広告の自動入札の機能もあるマリンソフトウェアさんのプラットフォーム「Marin」を導入しました。

 リスティング広告の運用を自動化ツールを使い、インハウス化したことによって、2012年と比較して、CPAは変わらないままコンバージョンは1.5倍になっています。代理店さんに依頼していた時と比較して、人的なキーワードの漏れや入札の際の感情のブレーキがかからないというのが要因だと思います。

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この記事の著者

ワダ スミエ(ワダ スミエ)

2013年11月11日〜2023年3月31日までECzine編集部在籍。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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