「チャネルトーク」を提供する株式会社Channel Corporationは、新たに11億円の資金調達を実施し、累計調達額が51億円となった旨を発表した。
本ラウンドでは、既存投資家のボンエンジェルスベンチャーパートナーズをリード投資家とし、Laguna Investment、新規投資家であるAltos Venturesを引受先としている。
AIチャットボット、接客チャット、CRMマーケティング、インターネット電話、ビデオ通話が可能なAll-in-one AI ビジネスメッセンジャー「チャネルトーク」は、EC(小売)・BtoB SaaSなどの顧客対応領域で活用され、既にグローバルで18万社超に導入されている。2024年にはAIエージェント「ALF」をローンチし、正式版ローンチ以降2ヵ月で1,000社に導入。日本国内でも、同エージェントを活用して24時間の顧客対応を実現したり、配送先変更・注文キャンセルの自動化で成果を出す企業がいるとのこと。
こうした状況を踏まえ、同社は今回調達した資金を顧客からの問い合わせにAIが音声で回答する「ボイスALF」など、さらなるAI開発に活用する方針だという。
日本代表Jay氏のコメント
日本は少子高齢化による働き手の減少という大きな課題を抱えています。チャネルトークが支援してきたカスタマーサポートにおいてもリソースの最適化が従来以上に求められるようになりました。しかし対応する問い合わせの7割がよくある質問対応となっており、人が対応すべきお問い合わせに集中できていないケースも散見します。
AIは人手不足の解消・お客様対応のクオリティ向上・24時間対応とカスタマーサポートが抱える多くの課題を解決できます。今回の調達でボイスAIの開発も推進していきます。電話対応においてもALFが自動応対する未来がすぐ目の前に迫っています。顧客対応におけるあらゆる領域で一層の価値を提供していきます。弊社のビジネスはより一層の拡大を目指しています。日本が抱える課題を解決したいと考える方は是非お話しさせてください!