ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、Shufoo!利用者と、Shufoo!の企業向けメールマガジンに登録している小売・サービス企業を対象として、「ブラックフライデー」に関する意識調査を実施した。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
ブラックフライデーの認知度、初めて8割超える
今回の調査で、ブラックフライデーの認知度が83.7%と昨年から7.9ポイントアップ。2017年より実施されている同調査のなかで、初めて8割を超えたという。特に40代、50代の認知度が高く、年末商戦の前哨戦として定着している様子がうかがえる。
消費者の約半数がブラックフライデーでの買いもの意向あり
今年のブラックフライデーで「買いものをしたい」と答えた人は47.2%で、前年よりも3.5ポイントアップ。物価上昇の影響から節約意識が高まっている一方、「自分へのご褒美」としてファッションや家電の購入を計画する人も多い結果となっている。
より多くのセール商品を求める消費者の声
調査では「通常のセールよりさらにお得な商品を多く用意してほしい」という声が44.1%と最も多く、昨年の36.5%と比較して期待が高まっていることがわかる。また、「実施店の拡大」(42.0%)や「普段手に入らない商品を安く購入したい」(42.0%)といった希望も多く寄せられた。「もっと多くの企業に参加してもらいたい」(24.9%)といった実施店や参加企業の増加を望む声も強く、ブラックフライデーに対する期待がみてとれる。
予算のボリュームゾーンは1万円~3万円 昨年より購入予算が増加傾向に
今年のブラックフライデーにおける購入予算は全体的に増加傾向にあり、「5千円~1万円未満」が28.4%で最多ではあるものの、昨年よりも「1万円~3万円未満」を予定する人が増加している。また、早期割引や先行セール、ネット限定のセールなど、事前予約や特別な割引イベントへの関心も高まっている。
実施企業は昨年より拡大 日取りもよく消費減退を回復する施策として期待
調査では、4社に1社がブラックフライデーを活用したセールやイベントを実施予定で、2023年よりも12月に近く、一般的な給料日後である日取りの良さから売上への期待も高まっている。特に、「消費減退を回復する機会」として、購買意欲の向上を狙う企業も多かった。
調査概要
「Shufoo!」利用者調査
- 調査期間:2024年10月25日~10月30日
- 調査エリア:全国
- 調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)、
- サンプル数:合計有効回答サンプル数 1万5,823名
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査会社:株式会社ONE COMPATH「Shufoo!」 調べ
ブラックフライデー施策企業調査
- 調査期間:2024年10月25日~10月31日
- 調査エリア:全国
- 調査対象者:「Shufoo!」企業向けメールマガジン配信にご登録いただいている企業
- サンプル数:合計有効回答サンプル数 29社
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査会社:株式会社ONE COMPATH「Shufoo!」 調べ