記事種別

国際天猫への出店などで盛り上がる越境EC 成功の秘訣は「我慢」できるか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

ゼロスタートの山崎社長が、その月のEC関連のホットトピックスを選び解説します。第9回は、天猫国際への出店などで盛り上がる「越境EC」がテーマです。

今、「越境EC」が盛り上がる背景を考える

 今回のテーマは「越境EC」です。この連載は、そのときホットなトピックをお届けするというテーマですが、そうそう都合よくホットなテーマがあるとは限りません。ところが今回は、久しぶりに、ちょうどタイムリーなテーマが見つかりました。

3月10日に「天猫国際(Tmall Global)」にグランドオープンした「@cosme官方海外旗艦店」

 こうしてみると越境ECというより天猫国際がテーマのようですが、それだけ中国市場がホットという証左でもあります。

 もちろん、中国以外の越境ECのニュースも最近は増えてきています。

http://www.metrodeal.com/

越境ECは「距離」を超える

 
企業が売上拡大等を目的に、海外に進出するというのは常套手段の1つですが、なぜ今、越境「EC」が盛り上がっているのでしょうか。実店舗とECを比較し、それぞれの特徴を考えてみます。

実店舗

  • 実物が見られる
  • 接客による高度な商品検索
  • その場で手に入る


EC

  1. 時間や距離を問わない
  2. 相対的に安いことが多い
  3. 在庫が豊富なことが多い

 このうち、「距離を問わない」というECの利点をさらに強めたものが越境ECであると言えます。

 もともとネットの最大の特徴はなにかというと、この「距離を超える」という点です。時間も超える気がしますが、実は「距離」を超えることで結果的に「移動時間」がなくなっているだけで、時間を超えることはできません。

 さて、前述の比較は消費者側の視点ですが、これは出店者側にとっても同様です。つまりECは実店舗に比べて、「出店者にとっても」距離を超えるというメリットがあるということです。

 以前の記事で「ECは店舗に較べて出店コスト(リスク)が格段に下がるため、自社ECの敷居が下がってきた」という点について触れました。つまりECは、「出店コストを下げることができる」ため、自社ECにも越境ECにも取り組みやすくなる側面があるわけです。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

バックナンバー

連載:ゼロスタート山崎のECトレンドニュース

もっと読む

2016年12月の人気記事ランキング

All contents copyright © 2013-2017 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5