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「肉汁餃子のダンダダン」運営会社、AI需要予測型自動発注サービス「HANZO」直営店全店で運用へ

 「肉汁餃子のダンダダン」を運営するNATTY SWANKYは、Goalsが提供するAI需要予測型自動発注クラウドサービス「HANZO」の導入を開始し、2021年10月より直営店全店で運用を開始する。

「HANZO」イメージ

 NATTY SWANKYはコロナ下であらゆる改善の取り組みに待ったなしがかかる中、「HANZO」の導入を開始し、2021年2月から一部店舗での利用を開始している。 その結果、これまで1日30~40分以上かかっていた毎日の発注を5分程度に短縮することが可能となり、また、発注忘れや欠品、それに伴う小口購買・店舗間移動などの頻度も大幅に低減するなど、発注の精度自体を高める効果が得られた。 これらの効果をもって、全国の直営店全店への展開を決定し、2021年10月の全店での利用開始を予定している。

 一般的に、飲食店にとって発注・在庫管理は、店舗の売上・利益、運営効率に直結する重要な業務とされている。これまでは熟練担当者が、商品ごとの現在の在庫に加え、過去の発注・売上・天候・イベント情報などの複雑な条件を考慮し、需要を予測した上で、配送スケジュールなども加味しながら、過去の経験に基づき、一定の時間をかけて発注・在庫管理業務を行ってきた。

 NATTY SWANKYも、発注業務は必要・重要業務ではありながら、業務負荷や労働時間増加の原因となる課題として認識。 飲食業では、小売業や製造業と違い、レシピに対する分量のズレや廃棄ロスによる使用量のズレが、自動発注実現の際の特有の難しさと言われてきた。 また、あらかじめ食材別に固定した在庫数量を定める、従来の定量型自動発注システムでは、メニュー出数のトレンド変化や季節変動を加味することができず、それが発注数量のズレや、店舗・本部での手修正の発生などの原因となっていた。

 「HANZO」は外食・テイクアウトなどの飲食企業に特化した自動発注サービスで、従来では解決が難しかった上記の使用量ズレの問題に対して、AI学習・補正を用いることで、理論使用量と実使用量の誤差を極小化することが可能に。 また、販売データや天候データをはじめとする複数の要素から、動的に需要予測を算出することで、需要変化の課題にも対応し、自動発注を実現するサービスとなる。

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