Channel Corporationが運営するビジネスメッセンジャー「チャネルトーク」は、AI機能「ALF」の正式版を提供開始した。
「ALF」は、ユーザーの自然言語による問い合わせを認識し、適切な回答をおこなうことで有人対応の負担を軽減する機能。24時間の顧客対応、よくある質問や商品紹介の自動化、注文キャンセルや配送先変更対応の自動化などで活用できるという。
ALFの機能概要
ALFは、事前設定したチャネルトークをデータベースとして、自動回答をおこなう。チャネルトーク内の管理画面でコンテンツを作成・更新し、FAQや商品情報をAIが参照することで正確な回答が可能となる。
新機能「コマンド」によるアプリ連携で業務効率化
さらに、EC業務の効率化を図る拡張機能「コマンド」をリリース。ユーザーからの問い合わせに応じて注文キャンセル・発送日確認・注文履歴確認の3つのコマンドを自動化し、問い合わせ内容に応じた処理をチャネルトーク内で完結させることで、顧客対応の負担を軽減する。
今回、第1弾のコマンドとしてShopify利用企業を対象に注文キャンセル依頼、注文履歴確認ができるアプリと「LOGILESS」が提供しているアプリで発送予定日確認ができるようになった。今後も、チャネルトークは「おすすめ商品機能」や「予約機能」などのコマンド機能を拡充し、EC業務のさらなる自動化を図る予定だという。