アパレルECショップを長く続けていく秘訣とは
――――日本・中国・アメリカ・韓国の4か国で展開されていますが、国によって人気商品やユーザーの層に違いはありますか?
海外でもKポップに憧れるユーザーが増えたことが、アパレルの分野にも影響していると考えています。弊社の場合、国内向けのECサイトで売れる商品が、海外でも同様に売れることが多いのではないかと分析しています。
ただ国によって購入者が好む決済や配送サービスには違いがあるので、購入者の特性に合わせたサービスを提供する仕組みを整えています。
――――他の日本に進出している韓国のアパレルECショップと差別化している点はありますか?
近年は韓国アパレルへの関心が高まり、日本にも多数のアパレルブランドが進出しているようです。
アパレルECショップが事業を継続するためには、円滑な商品供給や迅速かつ安全な配送が不可欠だと思っています。そのため、体系化した商品管理システムを構築し、在庫確保や日本の配送サービスの提供に取り組んでいます。また、日本のトレンドを反映した商品企画やプロモーションを行い、リピーターの確保にも力を入れています。
――――これからの展望についてお聞かせください。
トレンドをふまえた商品企画、洗練された画像の制作、ユーザーへの対応、プロモーションなど、13年間自社ECサイトで培った競争力やノウハウをもとに、日本を含む海外ユーザーからも愛されるブランドを目指します。