ファッション好きのユーザーの意見を商品に反映させることも
ここからは、ルアンドジェイのヨムCEOとの一問一答をお届けします。
――ウェブサイトや商品画像について工夫した点はありますか?
弊社のブランドが目指す、シンプルで心地よいというコンセプトに合わせたサイトのデザインや商品画像づくりを意識しています。特に、競合との差別化を図るため若年層が好むモデルを起用し、洗練された雰囲気や高級感のある画像演出にも取り組んでいます。これは、ファッションやコーディ―ネートに関心が高いユーザーのリピート施策としても効果的だと考えています。
――――商品のこだわりについて教えてください。
「感覚的なデイリールックコーデ」がブランドのコンセプトです。これに合わせ、シンプルでありながらモダンな商品を中心に販売しています。また、ユーザーとのコミュニケーションを大切にしながら成長してきたので、ファッション好きのリピーターの意見を商品に反映させることもあります。
――LINEを始められたきっかけと、その後の反響を教えてください。始める前後で売上に変化はありますか?
越境ECの展開において、進出国のマーケティングチャネルを活用することは重要だと思います。
韓国とは違い、日本はLINEを利用している若年層が多いことがわかったので、チャネルとしてとても効果的であると判断しました。反響についてですが、メールに比べ読まれやすいので、登録会員に向けたイベントやプロモーションの広報手段として活用しています。LINEを導入したことにより、自社ECサイトへのアクセス数増加も期待できますし、長期的には売上アップも期待できると思います。