TSIホールディングスは2025年7月14日、デイトナ・インターナショナルの株式を取得し、子会社化すると発表した。デイトナ・インターナショナルは、リテイラーとしての実績に加えて、ビジネスモデルとしてOMOプラットフォームを構築している点が特徴。また、DX子会社であるInnovation Studioが開発するソリューション、サービスを外部企業に提供するといったSaaS型のビジネスも展開している。
TSIホールディングスは次の点より、今回の子会社化を決めたとしている。
ビジネス基盤、ストリート、カジュアル、アウトドア分野における親和性
TSIホールディングスグループの事業ポートフォリオの戦略的補完が図られるとともに、新たな顧客獲得が可能になる見込み。
デイトナ・インターナショナルのOMOプラットフォームの活用
TSIホールディングス既存ブランドの実店舗・eコマースへの相互送客による新規顧客の獲得に加えて、関連商品の販売を通じた収益機会の拡大など、複合的な成長効果も期待されるとのこと。
デイトナ・インターナショナルの事業規模
デイトナ・インターナショナルのは直営店「FREAK’S STORE」などを約60店舗展開し、売上高も約400億円規模に達している。完全子会社化によるスケールメリットを活かしたシナジー創出も見込まれる。