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アンバサダーは消費者とブランドをつなぐ架け橋 知名度0からつながりを作るD2Cブランドの秘策を紹介

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 「アンバサダー(Ambassador)」という言葉は一般的に「大使」と訳され、日本では芸能人などがブランド大使に任命される時に使われることが多いようです。一方、SNSの普及により個人がより簡単に情報を発信できるようになり、自分の好きな企業やブランドについて発言や推奨するだけでなく、他ユーザーへのサポートやブランドの擁護まで自ら行うファンの存在が注目されています。本連載では、ファンの力を活用して課題解決を行う「アンバサダー的アプローチ」についてお話しします。第22回は、「D2C紙おむつブランド『Mirafeel』のアンバサダー活用」についてです。

2021年、重要性を増す生活者とのつながり創出

 世界が大きく変化した2020年が終わり、新しい1年が始まった。年明け早々、新商品や新ブランドの担当を任されるなどの変化があった方もいるのではないだろうか。

 そんなときは、まず「ファン」を作ることから始めることをお勧めする。とくにECやD2C事業者であれば、生活者と直接つながることが重要だ。著者はこれからの時代、人のつながりを実感できるような「小さな経済」にこそ勝機があると感じている。そうした点も踏まえ、2021年は改めてD2Cに注目していきたいと思う次第だ。

 上の写真は、著者がコロナ禍にマスクを探した際に出会ったスポーツマスク「NAROO MASK」。同製品については当連載の第14回でも少し触れたため、もしかすると覚えている方もいるかもしれない。その際、ブランドの方とやりとりしたことがきっかけで、2020年11月から著者もアンバサダーを務めることになった。同ブランドにおいてもファンをアンバサダーに任命し、ブランドの魅力を発信する取り組みを推進しており、ファンの声を商品開発やマーケティングに活用しているそうだ。著者もアンバサダーに就任して以来、会う方に「それ、例のマスク?」と聞かれることが多くなったり、発信内容を見て実際に購入してくれる方もいたりして、素直に嬉しく思っている。

イベント会場で遭遇したコメ兵の藤原さん。NAROO MASKを着用していたので記念撮影

 アンバサダーマーケティングの本格化によって大きく成長している企業のひとつに、作業着で有名なワークマンがある。ファンとともにブランドを育てる取り組みが改めて注目されていることは間違いなく、企業規模にかかわらず、今後もこうした取り組みはよりいっそう加速していくだろう。そこで今回は、顧客と直接接点を持つD2Cブランドのファン作りについて、事例を交えながらご紹介する。

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連載:SNS時代に知っておきたい、アンバサダー的アプローチのススメ

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