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「#よみうりランドでしたいこと」に見る WOW体験から生まれるブランド価値と「好き」の連鎖

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 「アンバサダー(Ambassador)」という言葉は一般的に「大使」と訳され、日本では芸能人などがブランド大使に任命される時に使われることが多いようです。一方、SNSの普及により個人がより簡単に情報を発信できるようになり、自分の好きな企業やブランドについて発言や推奨するだけでなく、他ユーザーへのサポートやブランドの擁護まで自ら行うファンの存在が注目されています。本連載では、ファンの力を活用して課題解決を行う「アンバサダー的アプローチ」についてお話しします。第21回は、「WOW体験から生まれるブランド価値と『好き』の連鎖」についてです。

今年1年を振り返ろう ファンにWOW体験を提供できましたか?

 「WOW体験」をすることで、「好き」が生まれ、ファンになる。それが人を介して伝わっていくことで、その人自身の体験やストーリーが加わり、彩られ、共感を生み出していく。そんな循環をどれだけ起こすことができているだろうか。いや、すでにさまざまなところでそれは起きているが、普段目にしていないことがほとんどなのかもしれない。今年1年を振り返ったときに、支えてくれた顧客やファンへ自社ができたWOW体験は何なのか。そして、それによって、周囲にどういった影響が生まれたか。ぜひ、思い返してみてほしい。

 これぞ、まさにWOW体験と呼べるような取り組みとして、今回はよみうりランドの事例をご紹介しよう。よみうりランドは、年間を通した豊富な季節イベントや盛りだくさんのアトラクション、ショーやものづくり体験を楽しむことができる首都圏の大型遊園地だ。新宿駅から約35分、東京都と神奈川県の県境に位置していることもあり、一度は訪れたことがある方も多いのではないだろうか。

 著者も息子とよみうりランドのプールに何度か訪れているのだが、息子はこの夏、そのおかげでだいぶ泳ぐことができるようになった。それは息子にとってのWOW体験であり、成功体験としても記憶に刻まれたことは間違いない。実際に「来年も行きたい」と言っていた。

 よみうりランドでは、よみうりランドのファンに魅力を発信してもらう取り組みとして、「よみランアンバサダープログラム」を推進している。アトラクションの先行体験イベントを開催したり、SNSと連動した投稿企画を実施したりと、さまざまな企画を通じてファンの活動をサポートしている。

 プログラムに登録後、最初のアクションとしてファンそれぞれによみうりランドの好きなところを投稿してもらう企画を実施しているが、投稿された内容はスタッフの方々もなるほどと思う「ファンならでは」な声や視点などがあり、投稿を見ていると常に新たな気づきがあるそうだ。

 よみうりランドはいったいどうして、このような取り組みを始めたのか。どのようにして、WOW体験を作り出したのか。コミュニケーションの秘訣などについて、よみうりランドの宮澤さん、渡辺さんにお話を聞いてきた。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



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