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最初に思い出してもらうブランドになるには 信頼できるクチコミ活用で人の記憶に名を刻もう

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 「アンバサダー(Ambassador)」という言葉は一般的に「大使」と訳され、日本では芸能人などがブランド大使に任命される時に使われることが多いようです。一方、SNSの普及により個人がより簡単に情報を発信できるようになり、自分の好きな企業やブランドについて発言や推奨するだけでなく、他ユーザーへのサポートやブランドの擁護まで自ら行うファンの存在が注目されています。本連載では、ファンの力を活用して課題解決を行う「アンバサダー的アプローチ」についてお話しします。第18回は、「最初に思い出してもらえるブランドになるために欠かせないクチコミ活用」についてです。

純粋想起率を上げ、最初に思い出されるブランドに

 あなたが何かを必要としたときや欲しいと思ったとき、最初に頭に思い浮かぶものは何だろう。実際、最初に思い出すブランドの商品を購入したり、サービスを利用したりすることが多いはずである。よくよく考えたら、世の中に無数に存在するものの中から最初に思い出すということ自体がすごいことだが、それはつまり、何かしらの体験とセットで記憶に残っているからということなのだろう。

 そして、やがてそれはルーティンとなっていき、生活の中に定着していく。こういったものは著者自身の中にもいくつも存在していて、あげればキリがない。

 広告よりも、SNS上で友人・知人のクチコミによって、ブランドや商品の情報に接触することが多くなってきたことで、知らず知らずのうちに人を介して、意識の中に刷り込まれているケースも多数あるはず。それこそが、まさにブランドのマーケティングにおいて重要な「純粋想起率(Evoked Set)」に通ずる話である。

 クチコミ数や拡散、エンゲージメントの数値などだけではなく、純粋想起率、好意度、購入意向などを意識した上で、SNSの活用における目標設定やファンのクチコミの価値を考えることはできているだろうか。実はそれがビジネス貢献に大きく影響してくるはずなので、まずは著者のケースをひとつ紹介していきたいと思う。

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