SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Academy(イーシージン・アカデミー)とは、自社ECのプロフェッショナルの育成を支援する講座の総称です。ECzine編集部が企画し、基本となる「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」ほか、その時々のトレンドをいち早く学んでいただけるようテーマ別講座をご用意しています。

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のECzine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

最新イベントはこちら!

ECzine Day 2021 December

2021年12月7日(火)10:00~16:00

「季刊ECzine」とは、年に4回、EC業界の重要ポイントだけをまとめてお届けする紙の雑誌です。ECの最新トレンドを取り上げた「特集記事」のほか、重要なトピックスに関する知識を上書き保存する「定点観測」、EC業界のニュースや記事を振り返るコーナーなど、自社のECビジネスを俯瞰していただく際のヒントになる内容が満載です。

季刊ECzine

2021年秋号(vol.18)
特集「Cross over, Enthuse fans!~店舗、スタッフ、EC&デジタル活用の次なる一手」

「季刊ECzine」購読者なら
誌面がウェブでも読めます

SNS時代に知っておきたい、アンバサダー的アプローチのススメ

「人」を起点に アンバサダー的アプローチの考えかたと効果の計りかたとは

「アンバサダー(Ambassador)」という言葉は一般的に「大使」と訳され、日本では芸能人などがブランド大使に任命される時に使われることが多いようです。一方、SNSの普及により個人がより簡単に情報を発信できるようになり、自分の好きな企業やブランドについて発言や推奨するだけでなく、他ユーザーへのサポートやブランドの擁護まで自ら行うファンの存在が注目されています。本連載では、ファンの力を活用して課題解決を行う「アンバサダー的アプローチ」についてお話しします。第4回では、アンバサダー的アプローチの考えかたや効果の計りかたなどについてお伝えします。

 今までの3回の連載を通じて、「アンバサダー的アプローチのはじめかた」について主にご紹介してきたわけだが、今回は実際にアンバサダー的アプローチをはじめていく上で、マーケティング活動全体の中で「人」を起点として、どのように考え、設計するべきなのか、また、その効果をどういった指標で計測していくべきなのかについて、お話ししたいと思う。

トリプルメディアを“人”軸で考えてみる

 アンバサダー的アプローチはアーンドメディア領域における取り組みだけにとらえられやすいのだが、実はそうではない。また、アンバサダー的アプローチはそれ自体の実施を目的にするのではなく、マーケティングの課題解決におけるひとつの手法として活用していくことを前提に組み立てるべきなので、自社のマーケティング活動全体を俯瞰で捉え、最適化するにはどうすれば良いのかを考えてみてほしい。そうすることで、立体的なエコサイクルを構築することができるはずである。

  以下の図は広告・マーケティング活動におけるメディア戦略のフレームワークであるトリプルメディア(POEM)である。EC事業者のマーケティング担当者であれば、主にはペイドメディアにおける運用型広告でコンバージョンを成果指標としていることが多いだろう。

 これを人軸の視点で考えてみると、以下の図のように、企業を中心として、それぞれ「人」を起点にできる。こう考えるとアンバサダー的アプローチの考えかたは「広義」の意味でいえば、トリプルメディア(POEM)すべてに適用することができるのではないだろうか。

 たとえば、ファンやアンバサダーとのコミュニケーションによって醸成されたUGCの中で周囲の反応が高かったものを広告のクリエイティブや公式SNSの投稿コンテンツとして活用してみることで、広告のクリック率や投稿へのエンゲージメントが改善されることも十分考えられる。一方、ファンからしてみると、自分の投稿が企業やブランド側の広告のクリエイティブや公式SNSの投稿コンテンツとして活用されることは素直に嬉しいと感じるはずなので、それにより、「もっと」伝えたい、「もっと」役に立ちたいという風に思ってもらうことができるだろう。

 また、広告のクリエイティブや公式SNSの投稿コンテンツなど、それなりの制作費と時間を費やして作っているものをUGCで代用できるとすれば、コスト削減という点においてもメリットは大きいだろう。

 ここで忘れないでほしいのは、アンバサダー的アプローチの推進において、重要な役割を担うのは「社員・スタッフ」であるということだ。ファンやアンバサダーとコミュニケーションをとっていくにあたり、ファンの熱量に企業やブランドも向き合い、応えていくことが大切であるため、アンバサダー的アプローチを推進するのであれば、熱量をもった人が担当したほうが良い。そのため、プロジェクトチームの中にファンとのコミュニケーションを楽しみながら進めていける担当者がいると、それだけで大きな力になるだろう。それに加えて、「中の人」が見えてくると、企業やブランドとではなく、「対人」でのコミュニケーションとファンもとらえることができるので、コミュニケーションも活性化しやすいはずなのだ。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
人軸での成長評価指標は、 ファン度・影響力・エンゲージメントをバランスよく

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
SNS時代に知っておきたい、アンバサダー的アプローチのススメ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

アジャイルメディア・ネットワーク マーケティング部 部長 兼 エバンジェリスト 出口潤(アジャイルメディア・ネットワーク マーケティングブブチョウ ケン エバンジェリスト デグチジュン)

ファンの力を活用して企業やブランドのマーケティング課題解決を支援しているアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)社のマーケティング部 部長 兼 エバンジェリスト。 同社のマーケティングを牽引しながら、アンバサダーマーケティングの専門家として、好きやファン、人を軸にした顧客視点の「アンバサダー的アプローチ」に関する登壇/モデレーター/セミナー講師/寄稿/メディア出演/アドバイザーなどの活動も担当。 何ごとも「自分らしく、楽しむ」 趣味はボルダリング ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/article/detail/6513 2019/03/26 07:00

Special Contents

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2021年12月7日(火)10:00~16:00

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング