記事種別

実録!自称ボルダリングアンバサダーの僕が新規顧客を生み、休眠顧客を呼び起こすまで

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

 「アンバサダー(Ambassador)」という言葉は一般的に「大使」と訳され、日本では芸能人などがブランド大使に任命される時に使われることが多いようです。一方、SNSの普及により個人がより簡単に情報を発信できるようになり、自分の好きな企業やブランドについて発言や推奨するだけでなく、他ユーザーへのサポートやブランドの擁護まで自ら行うファンの存在が注目されています。本連載では、ファンの力を活用して課題解決を行う「アンバサダー的アプローチ」についてお話しします。初回では、自称ボルダリングアンバサダーの私の実体験をもとに、アンバサダー的アプローチの肝をお伝えします。

自称ボルダリングアンバサダーの私が、ボルダリングに出会うまで

 あなたが周囲の誰かに影響を与えた経験や、逆に周囲の誰かに影響されて、商品を購入した、もしくはなにか新しく始めた経験などはないだろうか。ぜひ、そんなことを思い浮かべながら読んでほしい。

 まずは、アンバサダー的アプローチをイメージしてもらうために、私自身の経験をひとつお伝えしたいと思う。突然だが、私は自称「ボルダリングアンバサダー」である。

 ボルダリングとはフリークライミングやスポーツクライミングの一種で、最低限の道具(シューズとチョーク)で岩や石、人工の壁面などを登るスポーツ。日本の選手が世界ランキングの上位に入賞していたり、2020年のオリンピックの種目に「スポーツクライミング」が正式採用されたこともあり、近年注目されており、室内でボルダリングが体験可能なボルダリングジムも急速に増加している。それもあって、ニュースやメディアの特集などで、ボルダリングという言葉を聞いたことがある方も多いのではないだろうか。

 私のボルダリング歴は約2年。その記録として、SNSにボルダリングライフを投稿している。次男とともにハマっており、今では毎週末欠かさずジムへ通うほど夢中になっている。

 なぜ私がこんなにもボルダリングにハマっているのか。それはある人の、ある一言がきっかけだった。

 私はアウトドアブランド「THE NORTH FACE」が好きで、プライベートもビジネスも大抵、同ブランドの服を着ている。プライベートにおいては子供と一緒に遊んだりすることも多いため、ガシガシ着ることができるタフな服を好み、ビジネスにおいては出張なども多いため、長時間着ていても疲れない着心地や機能性を求めている。同ブランドはそのすべてを兼ね備えているので、私にとっては選ばない理由がない。また、店舗にも長年通っているため馴染みのスタッフさんが多く居心地が良いことから、特に買い物をするつもりがなくても息子と一緒に店舗へ遊びに行くこともしばしば。

愛用しているTHE NORTH FACEのキャップとジャケット
愛用しているTHE NORTH FACEのキャップとウェア

 そんなある日、店舗へ行きスタッフさんと話していると、子供と一緒にできるスポーツの話題になった。そこでスタッフさんに、「全身運動だし、お子さんとも一緒にできると思いますよ」ということで薦められたのがボルダリングである。ボルダリング好きのスタッフさんが色々とその面白さを話してくれたこと、私自身が元々スポーツをすることが好きだということもあり、この日から私はボルダリングに興味を持ちはじめる。

 そして休日に自宅でテレビの番組表を見ていると、タイミングよくこの後BSでボルダリングの世界大会を放送するようである。関心を持ち始めたばかりの私は、その世界大会の様子を観ることにした。

 そこで私は、ボルダリングに心を撃ち抜かれる。

 それまでボルダリングとは腕力で登るものだと思っていたのだが、映像を見ているとそうではない。日本人の選手が全身をバネのように使い、重力に逆らうかのごとく鮮やかに、そしてまるで空を飛ぶかのように登っていく。その様は、圧巻以外の何ものでもなかった。

 その後、私はボルダリングについてネットで検索をして情報取集をし始め、実際にボルダリングをやっている人のクチコミなどにふれることで体験したい気持ちは募り、ついにその日は訪れる。

 初ボルダリング体験に選んだのは、クチコミでもオススメしている人が多かったジム。少し郊外にあるがフロア面積が広く、何より初心者やファミリー歓迎を謳っていたので、初めてでも気兼ねなく体験することができた。もちろん今でもそのジムは「ホームジム」として定期的に通っている。

 これが私がボルダリングに興味を持ち、実際に体験するまでの経緯である。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

2016年05月の人気記事ランキング

All contents copyright © 2013-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5