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ECzine Day 2024 June

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越境ECだけじゃない!? オープンソースのプラットフォーム「Magento」が今改めて注目されるワケ

有償版「Magento Commerce」とオープンソースの違い 
基準となる年商は?

 Magento にはオープンソースだけでなく有償版のMagento Commerce(以下、Commerce)も存在する。そのどちらも設計は同じであるため、ECの機能に大きな違いはない。「多言語・多通貨・マルチサイト」といったMagentoならではのメリットはそのどちらでも享受できるが、管理やマーケティング、プロモーションなどの面で、Commerceのほうが優れている部分もある。たとえばCommerceでは、時間を指定した商品価格などの表示の差し替え、カウントダウンティッカーの表示などの機能が標準搭載されているため、12時になったら通常価格からキャンペーン価格へ変更するといったことに対応できるが、オープンソースのMagentoにそういった機能はない。どちらにも一長一短があるように思うが、Magentoの利点を最大限活かすためには、EC 事業者はどちらを選択すればいいのだろうか。

「今お話ししたような、コンテンツのタイムリーな更新が必要になる場合には、Commerceをお使いいただくのがいいかと思います。規模で言えば、年商1桁億いくかいかないかくらいのECサイトでしたらオープンソースでも十分耐えられると思いますが、2桁億を超えてくる場合にはCommerceを検討していただいたほうがいいかもしれません。先ほど申し上げた130テラ流れているECサイトは、Commerceを使っています。ですが最終的なジャッジとしては、Commerceでなくてはならない強い理由があった場合に、その両方を俎上にのせるのがおすすめです。実際のランニングコストにも関わってくる部分ですので、慎重に検討していただければと思います」

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日本だからこそ気をつけたいシステム選びのポイント アドビの買収には「期待が大きい」

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この記事の著者

ECzine編集部 中村 直香(ナカムラナオカ)

ECに関する情報を、正確にお届けできればと思います。よろしくお願いいたします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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