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ECzine Day 2018 Summer レポート(AD)

安全性の強化とかご落ち防止は両立できる!~攻めと守りを両立したECサイトへ

高精度な判定を可能にするデバイス/ユーザーの識別技術

 安全性を確保するうえでは、もちろん優良顧客と不正ユーザーの判定が正確に行えることが前提となる。スレットメトリックスの判定精度の高さを支えているのが、デバイスおよびユーザーを識別・特定する技術だ。

 デバイスについては、Cookieで生成される「Exact ID」とともに、独自技術によりCookie消去などの影響を受けず恒久的に割り当てられる固有の「Smart ID」を組み合わせて識別。さらに、顧客固有の登録番号やログインIDと連携して割り当てられるID「スレットメトリックス ID」により、ユーザー(人)を特定・識別する。

 これら3つのIDと任意で提供されたメールアドレスやログインIDなどの関連性を示した相関図を表示し、不正の傾向を可視化することも可能だ。相関図では、人物固有のスレットメトリックス IDとデバイスIDやメールアドレスなどの各要素が線でつながっており、線の太さは相関関係の強さ(利用頻度)を表す。たとえば、正常なユーザーならデバイスやメールアドレスは1~数個程度、相関関係の線も太くなるはずだ。逆に、それらの要素の数が異常に多く相関関係の線が細い場合には、不正利用の疑いが強くなる。デバイスのExact IDがたびたび変更されているような場合も同様だ。

ユーザーにひもづくデバイスやメールアドレスの相関図を視覚的に表示
ユーザーにひもづくデバイスやメールアドレスの相関図を視覚的に表示

 ユーザーの利便性は高いものの安全性が不十分なECサイトは多い。逆に、安全性を強化したことで利便性が損なわれてしまったECサイトもあるだろう。いずれにとってもスレットメトリックスの活用は、ECビジネスの利益向上に注力しつつ、不正防止と安全性を強化するための改善策となるのではないだろうか。

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この記事の著者

萩原 敬生(ハギワラ タカオ)

ライター。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://eczine.jp/article/detail/5878 2018/08/21 11:00

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