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スキンケアのチャネル、通信販売は21.5% 上位メーカーのテコ入れが需要獲得[富士経済調査]

スキンケアのチャネル別動向

 スキンケアのチャネル別動向(2016年・金額ベース) を見ると、その他が27.6%を占めているほかは、ドラッグストアが25.4%で最多となり、通信販売が21.5%で続いた。

 通信販売は、大手メーカーやオールインワンを主力とする上位メーカーが積極的にてこ入れを図った商品が、需要を獲得した。加えて、上位メーカーによるオンラインショップをメインチャネルとした新ブランドの投入、店舗数拡大に限りのある外資系プレステージブランドやライフスタイル提案型ブランドのオンラインでの需要獲得が進んだ。またスマートフォンのSNSによるオンラインショップへの誘導も進んでいることなどが特徴。

スキンケアの注目市場は「モイスチャー」

 富士経済が注目市場としているのは、「モイスチャー市場」。オールインワンがけん引して拡大しており、2016年は前年比7.1%増の2,027億円となった。上位通販メーカーが商品リニューアルやオールインワンへの資源集中によって実績を拡大し、セルフブランドも新規ブランドの参入や根強い時短志向・節約志向のユーザー需要を捉えたことが、好調の要因とのこと。

フレグランスのチャネル別動向

 フレグランスのチャネル別動向(2016年・金額ベース)を見ると、その他が44.6%を占めているのを除くと、百貨店(32.0%)、ドラッグストア(9.4%)、通信販売(7.8%)の順となった。

 通信販売については、オンラインショップでのリピート需要の取り込み、メッセージアプリとのコラボレーションによる促施策などを通じた新規需要の獲得など、各メーカーの積極的な展開により伸びているとのこと。

 調査対象は、スキンケアが洗顔料/モイスチャー/乳液/クレンジング/スポットケア/美容液/マッサージ/化粧水/パック、フレグランスはパルファン/オードトワレ/メンズフレグランス/オードパルファン/ライトフレグランス。2017年2月~3月、富士経済の専門調査員による参入企業および関連企業・団体などへのヒアリングおよび関連文献調査、社内データ ベースを併用して行われた。

 富士経済では、2017年2月から6分野44品目の化粧品国内市場について、3回に分けて調査を行う。今回のリリースは、その第1回目の調査結果を報告書「化粧品マーケティング要覧 2017 No.1」の一部を掲載。

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