ビィ・フォアードは、三井住友銀行をアレンジャー兼エージェントとし、6金融機関が参加するシンジケートローンを通じて、119億円の資金調達を実施した。「資金調達の多様化」「柔軟性の確保」「財務基盤・資金収支の安定化」「金利負担の軽減化」を図ることが目的。調達した資金は、運転資金や今後の成長戦略を実現する戦略的投資に対して活用し、安定的な事業運営と持続的な成長を目指すとしている。
ビィ・フォアードの主な事業
海外への中古車販売事業
自社開発の越境ECサイト「beforward.jp」を通じて、世界207の国と世界に年間15万6,237台(2024年6月期実績)を販売。世界中のどこからでも24時間注文でき、顧客との商談を含む販売から、決済、輸出業務などをワンストップで提供している。
オートパーツ事業
海外への自動車パーツを販売しており、パーツの掲載点数は339万点(2024年12月時点)にのぼる。顧客のニーズに合わせ、海上輸送に加え航空輸送も行っており、大口の顧客には専用のコンテナをチャーターしての輸送も行っている。
ポチロジ(海外輸送サービス)
中古車輸出で築いた物流力を利用した、日本国内から海外へ荷物を配送する海外輸送サービス。同社唯一の日本国内向けサービスとなっている。一般消費者をはじめ、事業者からの依頼も受け付けている。
BE FORWARD Real Estate
海外向け不動産仲介サービスサイト。現在、アフリカのタンザニアとザンビアでサービスを展開している。