マイクロアドは、同社の提供する広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」の機能拡充により、コネクテッドTV(以下、CTV)へのターゲティング広告配信が可能になったと発表した。
これにより広告主は、UNIVERSE Adsが接続する3,500万MUBにおよぶCTVの配信面に対し、データプラットフォーム「UNIVERSE」の保有データを活用したターゲティング広告の配信が可能となる。
UNIVERSEは、国内大手テレビメーカーが利用者の同意を得た上で取得するCTVの視聴データや、ライフスタイル関連のデータなど、約210のパートナー企業やメディアから多種多様なデータ提供を受けている。そして、連携する各種データを、独自開発のデータ収集基盤によって統合的に集積・分析し、様々な業界業種に特化したデータプロダクトを提供している。
新たなターゲティング広告配信の開始により、テレビの視聴データやライフスタイル関連を中心としたメディアデータと、多様なセグメントを掛け合わせ、ユーザーを捉えたCTV面への広告配信が可能になる。
具体的には、市区町村単位でのエリア指定に加え、テレビの視聴時間が短い傾向にある若年層や、自社のテレビCMを未視聴のユーザーに対して、CTV上でアプローチできる。加えて、CTVで広告を配信したユーザーに対し、ウェブ上でも訴求することで、認知率や商品理解度の促進につながり、CTVとの相乗効果が見込めるとのこと。
また、複数面に広告配信することで、CTVとウェブの広告配信面を比較したブランドリフト調査も実施可能となる。
「UNIVERSE Ads」CTV面へのターゲティング広告配信の特徴
CTV面へのターゲティング広告配信
約3,500万MUBにおよぶCTVの広告配信面に対し、UNIVERSEのもつテレビ視聴データやライフスタイル関連のメディアデータを活用したターゲティング広告配信が可能となる。
多様な広告配信のセグメント設定
特定のテレビ番組・CMの視聴ユーザー、曜日、視聴時間帯のほか、テレビを高頻度で視聴している層(ハイテレ層)、あまり視聴してない層(ローテレ層)など、視聴時間ごとにセグメント設定できる。市区町村単位でのエリア指定も可能。
ブランドリフト調査
CTV・ウェブと、複数面に広告を配信することで、広告接触後のユーザーの商品の認知率や理解度の変化を測定できる。