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ECzineニュース

CTCテクノロジー、ビッグデータ分析でECサイト等への障害対応を支援するサービスを開始

 伊藤忠テクノソリューションズのグループ会社で、ITシステムの保守サポートなどを手掛けるシーティーシー・テクノロジー(以下、CTCテクノロジー)は、システムを監視してパフォーマンス低下の予兆を読み取り、システムの安定稼働を支援するサービス「Avail-ProE(アベイルプロイー)」の提供を開始した。提供価格は年額1,500万円(税別)からで、ECサイトを含めたWebサービスや基幹系システム向けにサービスを展開し、3年間で50社への導入を目指す。

パフォーマンス予兆検知イメージ

 Avail-ProEは、全てのパケット、トランザクションなどの膨大なデータをモニタリングし、ビッグデータ分析することで、将来起こりうる障害や遅延の発生を検知して、原因を特定するサービス。通常の各種ハードウェアのステータス監視に加え、WANやアプリケーションのパフォーマンス最適化で実績があるリバーベッドテクノロジー社のソフトウェアを活用してネットワークやアプリケーションのパフォーマンスを監視し、エンドユーザーのサービス体感速度のわずかな低下など、ハードウェア監視だけでは把握できない予兆を検知する。また、ハードウェア、ネットワーク、ソフトウェアを含めて総合的な分析技術を身につけたCTCテクノロジーの専任エンジニアが、24時間365日体制で遠隔でシステムを監視し、顧客を支援する。

 導入時には、顧客システムの過去のログ(動作記録)から運用状況を分析してサービス体感速度に関連した閾値を設定し、運用開始後は継続的な閾値のチューニングにより予兆検知の精度を高めていく。これにより、自社で総合的な技術とシステム運用経験を持つエンジニアを保有して終日システムの監視を行う必要がなく、障害を未然に防ぐことで本来の業務に専念でき、システム管理者の運用コストと業務負荷が軽減される。

 CTCテクノロジーは、2016年4月から障害の検知や切り分けのためのログ収集など、障害発生に伴う業務を自動化するサービス「Avail-I」を開始している。昨今では障害発生要因はハードウェアではなく、ネットワークやアプリケーションなどに起因することが多く、Avail-Iのサービス内容を発展させたAvail-ProEの提供開始で、CTCテクノロジーは更なる事業領域の拡大を目指す。

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