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「日本の商品を海外に売り込みに行く」動きはじめたイーベイ・ジャパンが目指すものとは 佐藤社長に聞く

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2016/11/11 08:00

 2016年10月、イーベイ・ジャパンの代表取締役社長に事業本部長の佐藤丈彦さんが就任した。越境ECが徐々に一般化するなかで、日本でのパイオニアであるeBayはどう立ち回っていくのか。今回は佐藤さんにインタビューを行い、イーベイ・ジャパンが目指す方向性や、今後の展望について語っていただいた。

カテゴリマネージメントでバイヤーのニーズに答えていく

――まずは代表取締役社長への就任、おめでとうございます。

 ありがとうございます。ただし従来より、日本におけるビジネスのトップとして執務してきていますので、肩書は変わっても、業務としてやることは以前とあまり変わりません。eBayは世界中にバイヤーを1.6億人以上抱えていますので、他のマーケットプレイス事業者さんが苦戦されているなかでも、ビジネスを展開できています。あとはそのバイヤーの方々に、いかに日本のセラーの商品をお届けできるか。会社としてもアクションとしても、引き続き日本のマーケットにしっかりとコミットしていきたいです。

イーベイ・ジャパン 代表取締役社長 佐藤丈彦さん

――具体的にはどのようなアクションを行う予定なのですか?

 eBayが抱える膨大なデータの中から、すでに実績があるカテゴリ以外のどのようなカテゴリにポテンシャルがあるのかを見極め、そのニーズにリーチできるセラーに販売を開始いただけるよう、働きかけていきます。また同時に、サポートできるセラーの数も増やしたいと考えています。

 そのために組織変更も行いました。以前はアカウントマネージャーという形でセラー単位で担当を決めサポートを行っていましたが、今回新たにカテゴリマネージャーを置き、カテゴリ単位で担当をしていくようになりました。これによりカテゴリごとに今後のトレンドを把握したり、eBay.comのカテゴリチームとの連携を強め、日本の商品をeBay.comに売り込みに行くことができるようになります。

 またカテゴリごとに専任がつくことで、当社のポータルを介していろいろな情報提供を進め、全国にいらっしゃるセラーの売上増につなげられるようなコンテンツを、提供することができるようになります。

――セラーの売上をあげるために、他にどのようなサポートを行う予定ですか?

 コンサルティング業を行っていきます。国内ECで結果を出しているセラーであればあるほど、その成功体験を越境ECにも流用したくなるかと思います。しかし実際は、海外のバイヤー向けにカスタマイズする必要があります。積み上げてきたナレッジを崩して、0から積み上げる必要があるということです。その部分に対してコンサルティングを行うことで、売上が落ち込むことを回避したり、万が一落ちてしまったとしてもすぐに回復できるようにサポートしていきます。


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