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ソーシャルメディアでは売るな! やるべきは情報提供とコミュニケーション

第12回[効果的なプロモーション編]
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数億人が参加するようになったソーシャルメディアは、それだけでひとつのメディアとしての価値を生み出し、今やインターネットでのプロモーションに欠かせない存在となっています。しかしながら、単純に広告媒体という側面だけで見ていると何も見えてきません。ソーシャルメディアこそ、お客様とのエンゲージメントを高めるためのツールなのです。

ソーシャルメディアの特性

 まずは、ソーシャルメディアというメディアの特性について考えてみましょう。

 FacebookやTwitterに代表されるソーシャルメディアは、人のつながりを通して、その知見や情報が発信されることによって、広く伝播していくことが大きな特徴のひとつです。

 一般的なメディアに出稿する広告は片方向の告知でしかありませんでしたが、ソーシャルメディアにおける広告は双方向であることが根本的に異なるところです。そして、情報の伝播の仕方が、一般的な広告と大きく違う点が上げられます。

 たとえば、ある商品の広告をソーシャルメディアに掲載したとすると、その商品に共感した人が「いいね」ボタンを押したり、リツィートすることによって、その商品についての情報が広がっていきます。これは、ある種、リアル社会の「クチコミ」と似ていますが、クチコミと異なり、拡散する速さが非常に速く、かつ「共感」がキーワードなので、老若男女、年齢を問わず拡散していくというところがポイントです。

 そのため、ソーシャルメディアでのプロモーションを考える際には、この「双方向」「共感」というキーワードから施策を考える必要があります。反面、もし「共感」ではなく「反感」をかってしまった場合には、商品のイメージダウンだけでなく、いわゆる「炎上」につながる場合もあります。

 そして、ソーシャルメディアプロモーションでは「継続性」という点も重要です。ソーシャルメディアは双方向と共感がポイントですが、これをエンゲージメントまで高めるためには「継続性」が重要なのです。

 ソーシャルメディアは日々ユーザーが投稿をすることによって、そのつながりからコミュニケーションが広がり、それにコメントしていくことでさらにコミュニケーションが広がっていくというシステムです。したがって、単に商品の広告や投稿をしただけでは忘れられてしまいますし、タイムラインは大量の投稿で次々に更新されていきますので、そもそも広告や投稿の露出として考えれば非常に少なくなってしまいます。

Facebookページの例。クリエイティブなども含めた一方的な広告はできず、
タイムラインに広告主が投稿することによってユーザーとのコミュニケーションが発生する。

 そのため、単純に広告を掲載するということよりも、継続的にソーシャルメディアのユーザーとコミュニケーションを取って、商品訴求や企業イメージの向上を図ることが重要で、ソーシャルメディアには、それを行うための機能が用意されています。

 ソーシャルメディアでのプロモーションは、その効果に対する考え方やプロモーション方法が複雑なため、ここでは初心者ネットショップオーナー向けに、できるだけ簡単にできる方法を紹介します。

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